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2012年05月16日

GIGNの武器~PDW編~

今回はPDW編です。
種類はそう多くはありませんが、銃の持つ特性からGIGNでもよく使用されている武器です。
それでは見て参りましょう。



●FN P90
(英語:FN P90、Project 90)



P90はFN社が90年代に開発した、PDW(Personal Defense Weapon;個人防衛火器)です。
それまで使用されていた短機関銃と違って「専用の弾薬を使用する全く新しい種類の武器」として開発され、PDWという分類を確立したとされております。

発表時には後方部隊を中心とした、一般兵と同じ自動小銃などを装備しない、または使用する機会のない部隊に対するもので、第二次世界大戦中に開発・配備された米軍のM1カービンと同じようなものでした。
しかし冷戦終結後は対テロ戦争が頻発するようになり、それは正規部隊同士の戦闘と違い、市街地や屋内等の近距離での戦闘が大半でした。
またテロリストもボディアーマーを着用する等、従来の主力であったMP5では威力不足という問題も指摘されておりました。

そんな中「取り回しが良好で、かつボディアーマーを貫通する強力な5.7x28mm弾を発射する武器」として、P90が登場したのです。

この風変わりなデザインは人間工学に基づき設計されたもので、非常に構えやすくなっております。
またプルバップ方式を取り入れることで銃身を長くし、良好な命中精度と取り回しのよさを確保することに成功しました。
さらに射手の利き手を考え、チャージングハンドル、セレクターレバーはどちらからも操作できるようになっており、俳莢も本体下部から下に行うようになっております。
独自の装填機構は50発もの装弾数を実現しましたが、今までの銃とは大きく異なる装填方法であるため、素早いマグチェンジには相当な慣れが必要といわれております。

P90はもとから三重水素で発光するドットサイトを標準装備しておりますが、代わりにレイルシステムが取り付けられているモデルも存在します。
もちろん通常のアイアンサイトも使用可能です。

最近ではフラッシュハイダーの形状変更、サイドレイルの追加といった改良も見られます。

他にも細かい改良・変更が行われているようです。

さてGIGNでの使用例ですが、年々露出度が高くなってきております。

GIGNおよびフランス軍では、その使い勝手の良さ、装弾数、精度といった面から、比較的初期に採用されました。


特にボディアーマーを装備した相手を簡単に無力化できる、という要素が大きかったようです。

【トイガンについて】
東京マルイより発売されているものが最も代表的です。
取り回しが良く構えやすいのは、サバイバルゲームでも大きな魅力です。
ただ電動ガンはその独特な給弾方式ゆえに、弾詰まりや給弾不良が比較的起こりやすいようです。





●ヘッケラー&コッホ MP7
(ドイツ語:H&K MP7)



MP7はH&K社が90年代に開発した、PDW(Personal Defense Weapon;個人防衛火器)です。
先述のFN社のP90に対抗すべくH&K社が開発し、90年代末期に公開されました。

デザイン面ではご覧の通り、人間工学等を全面に押し出したP90とは全く異なっており、UZIなどの短機関銃と同じようなT字の形状です。
加えてP90よりも軽量かつ小型で、PDWの定義である「携行の簡単な自衛用火器」に合致したものとなっております。
その小型さは要人警護やCQBでも有用で、日本を含めた各国にて採用されております。

近年のH&K製ならではのアンビセレクター、調節可能なストック等、使用者のことも十分考慮して設計されているようです。
使用する弾薬の性質上、MP5よりも低反動・高精度となっており、もはや短機関銃のカテゴリ自体を危うくするような性能を有しております。

GIGNでは長らくP90が使用されておりましたが、2015年に起きた一連のテロ事件時に極少数が確認されました。

まるで間違い探しのような写真ではありますが、MP7の姿が確認できます。

こちらはニュース記事での写真です。

2015年は武器・装備共に大幅に変化が見られました。
今後も ますます増えていくことと思われます。

【トイガンについて】
東京マルイから電動ガンとガスブローバックガン、KSCからガスブローバックガンが発売されています。
映画やゲーム等の影響もあって非常に人気ですので、トイガンとしての性能等は割愛させて頂きます。





以上、『PDW編』で御座いました。
ではでは!
  

Posted by Lure at 23:41Comments(0)SMG・PDW

2012年05月15日

GIGNの武器~SMG・その他編~

今回はMP5以外のSMGをご紹介致します。
基本的には出番がありませんが…見て参りましょう。



●ウージー
(英語:UZI、Uzi)



UZIはイスラエルのIMI社が開発した短機関銃です。
イスラエル初の国産の武器だそうで、1951年に開発した直後から生産が始まったとされています。

イスラエルは建国早々に戦争の危機に瀕していました。
そのため貧弱な工業力でも、簡単に・安価に・大量に・しかも素早く生産できることが求められました。
そうしたことから、UZIは部品点数が極力抑えられ、プレス加工を多用し単純な構造になっております。
UZI独特の“L型構造ボルト”と呼ばれる機構により、約4kg近い重量をとなってしまったものの、この重量によりフルオート射撃の制御が簡単になっているそうです。

こういった合理性を求めて製造されたUZIは、他国でも高い評価を受け、次々に採用されていきました。
後にUZIより軽量で、命中精度の良いMP5が登場すると、順次置き換わっていきました。
しかしやはりMP5は高価であるため、未だに色々な国で使われ続けております。

GIGNでは、70~80年代頃まで潜水任務等で使用されておりました。

マニューリンMR73ではなくS&W M686が使用されていたように、当時まだ登場したばかりのMP5は水濡れに弱かったのでしょうか。
それとも高価さ故に使えなかったのでしょうか。
この点は情報不足なため、未だハッキリしていません。

【トイガンについて】
東京マルイから電動ガンとエアコッキングガンが発売されております。
私自身 現物を拝んだことがありませんので、質感・性能等は分かりかねます…申し訳ありません。





以上、『SMG・その他編』で御座いました。
ではでは!  
タグ :GIGN武器UZI

Posted by Lure at 22:32Comments(0)SMG・PDW

2012年05月14日

GIGNの武器~SMG・MP5編~

今回はGIGNでの使用率が極めて高い武器、MP5をご紹介致します。



●ヘッケラー&コッホ MP5
(英語:H&K MP5)



MP5は、ドイツのH&K社が1960年代に開発した短機関銃です。
短機関銃は、第一次世界大戦時に「敵の塹壕を制圧するため、接近戦で優位になるよう弾幕を張る」ということを目的に開発された武器でした。
そのためMP5が登場するまで、屋内や市街地での接近戦を前提とした「命中精度の良い短機関銃」は、ほぼ存在しなかったと言えます。

MP5は同じH&K社G3ライフルの技術を応用し、クローズドボルト撃発とローラー遅延式ブローバック機構を取り入れてあるため、フルオートでも安定した射撃が可能とされおります。

ただし開発・発表された当時は、複雑な機構のため部品点数が多く常に整備が必要だった他、泥や砂に弱い等、過酷な戦場での使用には向いていないと不評でした。
また短機関銃としては高価で、短機関銃ゆえアサルトライフルより威力が低いこともあり、輸出は極少数にとどまり、西ドイツ程度にしか配備されませんでした。

そんな中、1977年に『ルフトハンザ航空181便ハイジャック事件』が起き、対処した西ドイツの対テロ部隊GSG-9がMP5を装備し、世界で初めてスタングレネードを使用、機内に突入しました。
これ以降MP5の特性が認められ、世界各国で採用されていくこととなります。

おそらく特殊部隊ファンの方なら誰もがご存知かと思いますが、一応ご紹介させて頂きました。


ではGIGNでの使用例を見て参りましょう。

GIGNが使用しているMP5のバリエーションとしては、MP5A5をはじめ…

MP5A3


MP5A4


MP5SD3およびMP5SD6



MP5K


MP5K-PDW


MP5-F

…以上の様に、実に多様となっております。

この中で最もスタンダードであったのは、MP5A5もしくはMP5-Fにライト付ハンドガード(いわゆるシュアファイアタイプ)を装着したスタイルのものでした。


『エールフランス8969便ハイジャック事件』から2000年代以降まで確認されており、非常に息の長いタイプとなっております。

上記に記載しましたタイプも、しばしば確認できます。

こちらはSDシリーズですね。

2000~2005年以降からはピカニティーレイルを取り付けたものも登場しました。

今となっては一般的なタイプですね。

こちらは2015年の『パリ同時多発テロ事件』での例です。

数的にはアサルトライフルやPDWに押されておりますが、今後も使用されていくことでしょう。

現在は「特殊なハンドガード」を取り付けたものが主流になりつつあります。

この特殊なハンドガードのMP5は、映画『L' Assaut』のポスター等でも確認できますが、実物・レプリカ共に詳細を確認できておりません。

例えばストックは、B&T製の「バイザー付ヘルメット用・折りたたみストック」だと判明しており、レプリカを中心にエアソフターの方々にて使用されておりますが…

ハンドガードに関してはメーカーや名称等が一切不明です。
もしご存知の方がいらっしゃいましたら、是非ともご一報下さいませ。


【トイガンについて】
MP5自体については、国内・海外合わせて相当な種類が出ておりますので、特に何も問題はないでしょう。

初心者の方からベテランの方まで幅広く使用されているのは、やはり東京マルイ製でしょうか。
再現度等ではトレーニングウェポンと呼ばれるものが一番ですが、値段は非常に高価です。

MP5のどういったタイプを選ぶかは、個人の好みやプレイスタイルに合わせて頂ければ良いと思います。

GIGNが使用しているMP5は、結構何でもアリになってきておりますので・・・





以上、『SMG・MP5編』で御座いました。
ではでは!  
タグ :GIGN武器MP5

Posted by Lure at 23:40Comments(2)SMG・PDW