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2013年03月10日

GIGNの訓練~サトリー基地と訓練施設について~

今回は『GIGNの訓練~サトリー基地と訓練施設について~』です。



GIGNの司令部は、フランスのヴェルサイユ市南部の『サトリ―(Satory)』に置かれております。

こちらはWikipediaから拝借致しました、ヴェルサイユ市の地図です。

「N12」と表記されている道路の下に、サトリー基地が横長に広がっております。

サトリー基地には、GIGNの司令部の他にも…
①GIAT社の武器・兵器試験場
②フランス陸軍の工兵連隊兵舎
③フランス海軍・海兵隊の兵舎(?)
…等があるとのことですが、どの辺りかまでは調べておりません(^-^;)

ともかく…ヴェルサイユ地区全体の大きさを考えますと、それなりに大規模な基地のようです。

政府や民間の方々を誘致し、基地内や訓練内容等を公開する催しも数回行われておりまして、フランスのニュースサイトでも取り上げられておりました。

2015年のパリ同時多発テロ事件以降は報道も盛んに行われておりますが…
それまでは前述の映画が公開された前後くらいしか、大きく報道されたことがありませんでした。

もちろん軍事基地ということもあって、まだまだ不明なところは多いです。
そんなサトリー基地を、少しずつ見て参りたいと思います。





1.基地の外観や周辺

基地の全貌となると大き過ぎるということもあり、航空写真等でしか全体を収めた写真はないようです。

一方で、基地の一部であれば結構な量の写真が出回っておりまして、特にドキュメンタリー番組や映画『L' Assaut』で登場した箇所は、最早 珍しいものではなくなっております。

またコチラのリンク先の映像では、サトリー基地におけるGIGNの警備任務も紹介されております。

基地の周辺や区画を隔てるフェンスには、高圧電流が流れております。

映像でも確認できますが、自動車での強行突入を防ぐ遮断機等も備え付けられております。

GIGNの隊員も交代制で常駐しているため、著名なFPSゲーム『Modern Warfare 3』に登場したような基地への攻撃は、現実的には難しい(成功しても すぐに鎮圧されてしまう)かと思います。



2.基地内の屋外訓練施設

少しだけですが、基地内の訓練施設を見て参りましょう。

こちらは、ラぺリング訓練等で使用されている設備です。


映画はもちろん、書籍やニュース記事でも頻繁に取り上げられておりますね。

何でも「落下した時の安全策は簡易なものとなっている」とのことで…
ドキュメンタリー番組では、新入りの隊員に「降下しろ。できるだろう?」と上官がスゴむ場面も見られました。

こちらは、クライミング・ボルダリング用の設備です。

上記のラぺリング訓練用の設備と同じく、1970年代から確認されている、比較的古い設備のようです。



3.GIGNお馴染みの訓練施設について

GIGNの訓練を写した写真では、この建物が頻繁に登場しております。

おそらくサトリー基地内、または基地に隣接しているものと考えておりますが、場所に関してはハッキリしておりません。

建物は1つではなく複数の棟から成り立っているようで、結構大きい訓練施設…ということになります。

この建物の内部・外部の色々な箇所を活用して、様々な訓練が行われております。

1970年代から現在に至るまで使用されているようですが、老朽化等の問題もありそうですね。

ゲートと思われる写真です。

演習では実弾を使用するため、わざとらしい表示をしている、とのことです。

こちらは「障害物コース」なるものの開始地点と…


…終着地点です。

こちらは訓練中の写真です。

どことなくアスレチックな感じがしますが、結構な高さと距離があるように思えますので、見た目に反して厳しい訓練なのかもしれません。

この部分はケーブルホルダーなるもので、「テンショナー」という記述がされておりました。

私は高校生の時にクライミングをしていたのですが、この時ロープをピンと張ることを しばしば「テンションをかける」と呼んでおりました。
これと同じ意味かどうかは不明ですが、ロープの長さやテンションのかけ具合を調整するためのものではないか、と考えております。

こちらは「建物の上にある2本のケーブル」と、そのままの記述しかなかったため、用途が全く分かりません。

ケーブルで繋がれている建物に加え、右奥にも建物がありますね。
これで建物が複数だということが確認できます。

ケーブルは、ラぺリング降下等の訓練に使用している可能性が高いですが…


詳細は不明です。

こちらは「穴だらけのサイレン」です。

この穴は「GIGNの射撃によるもの」だそうで、理由は表記されていませんでしたが「単なるお遊びだろう」と推測されていました。
…どんなお遊びなんでしょうね(^-^;)

サイレン以外には、建物内に的の残骸が散乱しているようです。

的はもちろん、枠も穴だらけです。

こちらはフラッシュバン、もしくはスタングレネードが炸裂した跡です。


建物は内部・外部問わず損傷が激しいように見えますが、これも理由の一つかもしれません。

こちらは「25m」を表示している板です。

GIGNでは「25mの拳銃による射撃で70ポイント以上」という試験があるそうで、これを裏付けるものだといえるでしょう。

きっとこんな感じなのではないでしょうか。

使用後の薬莢です。

9mm弾やショットシェル以外の薬莢も確認できますね。


以下より、建物の内部となります。

こちらは「SALLE SITUATION AVION GIGN」なる部屋です。

「SALLE」は「部屋」や「広間」を…
「SITUATION」は「シチュエーション」を…
「AVION」は「飛行機」を…指しております。
「GIGN」は「GIGN」以外の何者でもありません(^_^;)

中を見て参りましょう。

部屋に入って一番最初に目にするのが、この飛行機のドアとのことです。


表も裏も、随分とボロボロになっておりますね。

こちらは客席です。


奥にターゲットが確認できます。

客席の部分にも、ちゃんと外側があるようです。

こちらはドアのように頻繁に出入りされないからか、まだ少し綺麗ですね。

余談ですが、『エールフランス8969便ハイジャック事件』時では、突入までの間に訓練を行ったことで知られております。

映画でも確認できますが、この訓練はハイジャックされた機体と同型の機体で行ったため、施設は使用されておりません。
ですので、施設はこの事件後に設けられた可能性が高いと考えられます。

施設では、下ような飛行機の全体図も用いて訓練していた、とのことです。

『エールフランス8969便ハイジャック事件』時にも、似たような図を使って作戦を練ったそうです。


次に「SALLE SITUATION AVION GIGN」以外の部分を見て参りましょう。

訓練施設となる前は何の建物だったのか、だんだん判明していきます(^-^)

突入訓練が行われる、「入り口の1つ」とされる写真です。

ボロボロです。

廊下の一部です。

こちらはやや長めとのこと。

ご覧の通り「GIGNの作戦の性質に特化している」狭い通路となっています。

訓練時はこんな感じなのでしょう。

こちらは「ゲート」と呼ばれるものです。

下にキャスターが確認できますので、主に部屋の開閉や障害物を想定して使用されているものと思われます。

ターゲットとしても使用されているようで、穴だらけの理由かもしれません。

こちらは部屋の1つです。

右手前にあるものは「炸裂した手榴弾」とのことです。
何故こんな形に破裂しているのかは、私の知識では分かりません。


他にはロッカー室や…


個人用のバスルームや…


集団用のシャワールーム…


大部屋や…


小さな「バー」のカウンターの跡…


大きな厨房の跡…

上にあるのは排気用のシェードですね。

暗い状況下での訓練に最適な、地下通路も…



トイレも…


何故トイレの写真だけ多いのでしょうか(笑)

こちらは階段と踊り場です。

窓の奥に見えるのは「体育館」とのことです。

もうお分かり頂けたかと思います!

①建物の付近に大きな広場がある
②いくつかの建物で構成されている
③大きな部屋が多く、それに比例して窓も多い
④廊下が長い
⑤大人数で使用するであろう、ロッカールームやシャワールーム、トイレがある
⑥大人数の食べ物を作っていたであろう、大きな厨房がある
⑦ドリンクやワインを楽しむ、交流の場がある
⑧運動を楽しむ場がある

どうやら、元々は何かの学校施設だったようです。

ちょっとビックリですね(゜□゜;)





ということでお送り致しましたが、お楽しみ頂けたでしょうか?

私自身、学校でテロ等は絶対に起こって欲しくありませんが、フランスの方々は少し安心できる面もあると言います。

それは「学校を使って何度も訓練しているのだから、学校でテロが起こってもきっと対処できるだろう」と思うからだそうです。

しかし訓練施設という面から見ても、屋外・屋内での戦闘はもちろん、両者を合わせた「出たり入ったりする場合」や「ドア・窓からの突入訓練」、「高所からの降下・搬送」、「隣接した広いシューティングレンジ」と…

学校は意外にも、条件の整った施設なのでしょう。



GIGNは学校で学んでいるようです。

ではでは~


  
タグ :GIGN訓練

Posted by Lure at 22:40Comments(4)GIGN の訓練

2013年03月02日

お手軽GIGN装備:まとめ編

今回は『お手軽GIGN装備・まとめ編』です。
タイトルの通り、「手軽なGIGN風装備でサバゲーへ行く」ことを念頭に考察しております。



最終更新:2017年8月

1.まえがき
私自身がGIGNについて知ったのは大学生の頃で、きっかけは2010年公開のフランス映画『L' assaut』でした。

その1年後の2011年には著名なFPSゲーム『Call of Duty;Moden Warfare 3』が発売され、このゲームに登場したこともあってGIGNもそれなりに有名となりました。
当時はサバイバルゲームのフィールドでも同ゲームの話題や装備スタイルが多く、私自身も相当な影響を受けました。

同年にはフランス映画『L'ordre et la morale』が公開されましたが、その後は少し下火となっておりました。

ところが2015年に『シャルリー・エブド襲撃事件』『フランス同時多発テロ事件』が起き、他の特殊部隊と共にメディア露出が顕著となりました。

2016年現在も 著名なFPSゲーム『Rainbow Six;Siege』に登場する等、6年前に比べれば遥かにメジャーなポジションとなっております。

ブログの方も開設から4年も経っておりますので、その間に活用できる代用品や入手ルートが豊富になって参りました。

以上のGIGNの知名度向上、特に2015年の一連の事件やゲーム等の影響から「GIGN装備をやってみたいかも」「深くは入れないけど少し手を出してみようかな」等と思われた方々へ、代用品を利用した「気軽にできるGIGN風装備・フランスLE風装備」をご紹介させて頂きたく思います。

では順番に見て参りましょう!





2.服装
まずは服装から参りましょう。

●ネイビーブルー

近年の報道写真や映画、ゲーム等でお馴染みの服装です。

古くは1970年代の創設直後から、2010年代の現在に至るまで、マイナーチェンジを繰り返しつつも長らく使用されております。
年代別に分類させて頂きますと…
「肘や膝に凸凹状のパッドがないモデル」は1980~1990年代まで
「肘や膝に凸凹状のパッドがあるモデル」は1990年代~現在まで
「膝に素材の異なるパッドがあるモデル」等は2015年~現在まで
…といった具合になります…とても雑な分類ですね(^-^;)

個人輸入が可能な方、資金を十分にお持ちの方は…

高品質な民生品やレプリカのスーツが入手可能です。

国内に限る場合は、ネイビーブルーのツナギ等で代用する他ありません。

ミリタリーブランド・タクティカルメーカーのものでは、Rothco社や5.11社等のスーツが挙げられます。
GK-Pro社のスーツなら、国内ショップのbttc.さんにて販売・お取り寄せされております。

BDUの場合は、GIGNではTRU-SPEC社らしき製品の使用例があります。


色は異なりますが、国家警察の特殊部隊であるBRIでもBDUの使用例が見られます。


●CE迷彩(フランス軍の一般的な迷彩)

CE(Centre Europe)迷彩と呼ばれる、フランス軍全体で使用されている迷彩パターンの服装です。

GIGNではアサルトスーツ型がCT装備で、UBAS(アンダーボディアーマーシャツ、コンバットシャツ)がアフガン装備等で使用されております。
もちろん、フランス軍装備とも併用や代用が可能な服装です。

こちらもアサルトスーツと同じく…個人輸入が可能な方は、高品質な民生品やレプリカが入手可能です。

国内のショップさんでも取り扱われていることがありますので、運が良ければアッサリと入手できるかもしれません。

最もコストを抑えることができるものとしては、お馴染みのF2戦闘服が良いでしょう。

細部は異なってしまいますが、プロテクター類を組まれる場合は露出部分が減りますので、雰囲気は十分出るかと思います。


●オリーブ

写真は2000年初期頃、GSIGNとしての使用例です。
オリーブ色の服装は1990年代から現在に至るまで、特に射撃訓練等で使用されております。

こちらについては、フランス軍の放出品のジャンプスーツ(フライトスーツ)が最適かと思います。

国内でも入手が比較的簡単です。


●私服

最もお手軽かつ安価で、PMC装備でも併用可能な服装です。

私服については、GIGNで使用例のあるものとしては『Ice Breaker』等の製品が挙げられます。

もちろん、隊員全員が特定のメーカーやブランドで揃えているわけではありませんので、着用例は多くありません。

トップスはフリースやニット、ボトムスもジーンズやカーゴパンツが混在しており、ほとんど自由といっても過言ではありません。


拘られる場合は、フランスのファッションブランドやアウトドアブランド(Aigle等)の服を組み合わせて頂いても良いかと思いますが、モノによってはアサルトスーツに匹敵する程 高価になります。
余談ですが、私服装備は国家警察の特殊部隊であるBRIの方が遥かに例が多く、個性豊かで面白いです。





3.パッチ
GIGNのシンボルでもあるパッチです。
数年前は入手が難しい状態で御座いましたが、最近になってグッと簡単になりました。

●現行のパッチ

GIGNの文字が入っているデザインのパッチです。
2015年の一連の事件での報道写真やゲーム等で、今では圧倒的に有名なデザインとなっております。
現在は、bttc.さんの『精巧レプリカパッチ』の他、ヤフーオークションでもレプリカパッチが購入できます。


●オールドスクールなパッチ

映画『L' Assaut』等でお馴染みのパッチです。
こちらのパッチの方も、デポリュテスさんやヤフーオークションで入手できるようになって参りました。
長らく個人輸入する位しか入手手段がなかったので、オールドスクール好きな方にとっても嬉しい時代になりつつあります。


GIGNのみならず、特殊部隊は「装着部分(ベルクロ)は確認できるものの、パッチは付けていない」ということも多いです。
入手が厳しい方は無しでも大丈夫ですし、途中でGIGN以外の関連部隊へ変更することも可能ですので、気楽に構えて頂ければと思います。





4.ベストとボディアーマー
胴体の装備は、大まかに分けて2つのスタイルを選択して頂くことになります。

●タクティカルベストとボディアーマーを併用するスタイル

映画でGIGNに興味を持たれた方や、1990~2000年代のGIGNが好きな方 向けのスタイルです。

タクティカルベストは「TACタイプ」等と呼ばれるレプリカのベストで十分です。

単に「タクティカルベスト」という表記のみで販売されている事もしばしば ですので、簡単に見つけることが可能です。
脇腹にあるサイズ調節部はドローコード(ゴムストラップ)タイプが望ましいですが、ナイロンベルトタイプの方が安価で大量に販売されております。

Blackhawk社等のメーカー品であれば、実際にGIGNが使用しているものと合わせることが可能です。
しかしながら(民生品としては平均的ですが)やや高価になってしまうため、手軽に揃えたい方にはオススメできません。

次にボディアーマーですが、こちらはGIGNが使用しているような形状のレプリカがありません。

個人輸入が可能な方は、アメリカやイギリス等を中心とした警察の放出品が出回っておりますので、そちらで代用されても良いかと思います。

国内に限る場合は、代用品ですら種類が限られております。


USスタイルの「PACA」や「PTアーマー」等のレプリカで代用するか、自作するしかない、というのが現状です。

夏場は「暑過ぎてアーマーを着込んでいられない!」という方もいらっしゃるかと思いますが、ベストのみで運用することも可能です。

写真はGIPNですが、どんな感じになるか分かりやすいかな、と思います。
もちろん、GIGNも1980~1990年代の訓練時や『ウベア島事件』等では、ベストのみの着用例が見られました。


●パルステープを備えたアーマーベストを着用するスタイル

2015年の一連の出来事にて興味を持たれた方、最新のガチガチ・タクティカル装備がお好きな方 向けのスタイルです。

個人的には『CIRAS』や『RMV』等のベストと、これらのレプリカがオススメです。


酷似している形状ゆえ、フランスのエアソフターな方々も使用されています。

CIRASは安価なレプリカが大量に出回っておりますので、最も手軽といえるかもしれません。

こちらはMatrix社の『MOLLE SDEU』と呼ばれるベストです。

両肩部分が先述のベストと似通っておりまして、グローインアーマーを除けば、代用に適したベストといえます。

私自身も購入したことがありまして、エアソフト用のため軽量で動きやすく、価格も落ち着いております。

余談ですが、国家警察のRAIDが登場する映画『RAID Dingue』で使用されておりまして…
そのこともあって、RAID装備を目指す友人に譲渡する予定です。


こちらは『Force Recon Vest』です。

ベスト本体はCIRASと似たような形状です。
Pantac社やFlyye社からレプリカが販売されております。


こちらは『OTV』と『IOTV』です。


米軍装備でお馴染みですね。
代用品としての形状はイマイチですが、ネックアーマーとショルダーアーマー、グローインアーマー等がフルセットで、かつ安価ですので、ガッシリとした装備を組まれたい方にはオススメです。


プロテクター類につきましては…
個人輸入が可能な方は、海外のエアソフトショップ等で販売されているものがオススメです。

定期的に入荷しているようではありますが、GIGN等の各国の特殊部隊で「MOLLEを備えたグローインアーマー」が見られるようになった時期から、品薄の状態が続いております。


国内に限る場合は、Libraさんから販売されているプロテクター類を利用されると良いかと思います。

各プロテクター(ネック、ショルダー、グローイン等)を単体で販売されておりますので、「既にベストを買ってしまった」「他装備と流用したい」「この部分だけ変更したい・欲しい」という方にはオススメです。


ポーチの種類や配置は、写真を参考とする「リアル路線」と ご自身の趣向や快適さに合わせた「独自路線」の2つに分かれるかと思います。
それぞれ好みに合わせて構築して頂ければと思います。





5.ヘルメット
ヘルメットについても、長年 再現が難しい状態です。

●バイザー付きヘルメット

お馴染みの抗弾バイザーを備えたヘルメットです。

バイザー付きのヘルメットは構造上とても曇り易く、また銃が構え難い(照準し難い)という難点があります。
前者は曇り止めで対応できますが…後者は「ハイマウントを使用する」「銃のストックを取り換える」等の対策をして、慣れて頂く他ありません。

なお、実際にGIGNで使用されているヘルメットは、放出品はもちろんレプリカすら非常に少ない状態です。
抗弾・防弾性能のある実物は、アメリカやイギリス、ドイツ、イスラエル等の放出品や、しばしば防犯グッズ等として販売されているヘルメット等が良いかと思いますが、どれも高価になりがちです。


個人輸入が可能な方は、高品質なレプリカが入手できる…かもしれません。

フランスのAirsoft-Balistiqueという個人ショップさんにて、MSA社製のヘルメットのレプリカが販売されているようです。
ただFacebookを中心としたSNS上で やりとりをされているため、注文や在庫の有無、納期等、個人的に問い合わせて頂く必要があります。
私自身はFacebookを使用していないため、詳細不明なのですが…France-Airsoft等の海外サイトでの評価は悪くないようです。


国内に限る場合は…
現在、国内ショップのbttc.さんからバイザー付きヘルメットのレプリカが販売されております。
実物に限りなく近く、なおかつサバイバルゲームでの使用を想定されているようです。

その他としては、「バイザー付き M88タイプ ヘルメット」が挙げられます。

バイザー基部は 実際のGIGNで使用されているものと異なってしまいますが、雰囲気は十分です。

…良いモノが出る世の中になりました!

というのも、上記のヘルメットが登場するまでは、代用品が下記のモデル一択といっても過言ではない状態だったのです。

私も数年前、大学生時代に使用しておりました。
バイザー下部が長く 全体的に丸みを帯びておりますが、それでも貴重な代用手段でありました。





●MICH系ヘルメット

アフガニスタン派遣やパリ同時多発テロ事件時に見られた、お馴染みのヘルメットです。

GIGNではTC3000等が使用されているため、細部は異なります。

一方で、バイザー付きヘルメットよりもサイティングし易い、他の装備と併用し易い等のメリットもあります。

個人的ではありますが、TC系ヘルメットを用いたGIGN装備を組まれている方にお会いしたことがないため、どなたか是非とも開拓して頂きたいと思っております(^.^;)





6.ヘッドギア
ヘルメットを除く、頭部の装備品です。

●バラクラバ(目出し帽)

GIGNは他の特殊部隊と同様にバラクラバ(フェイスマスク)を使用しておりまして、種類も1ホール、2ホール、3ホールと様々です。

1980~90年代から2000年代に至るまで、バラクラバを使用せず素顔のまま、ということもありました。


●レスピレーター

いわゆるガスマスクですね。

現在は『M50レスピレーター型 フルフェイスマスク』が、一番お手軽かと思います。

GIGNで使用されているモデルとは異なりますが、AVON社のモデルに酷似しております。

「フィールドでバイザー付きヘルメットではレギュレーションに反してしまう」「室内戦でゴーグルやシューティンググラスは使えない」という方にオススメですが、「フィルターが干渉してサイティングができない」という問題もあります。

そういった場合は、ゴーグルやシューティンググラス等のアイウェアで対処して頂く必要があります。

アイウェアに関しましてはコチラにて簡単にご紹介させて頂いておりますが、GIGNでは使用例が少ない状態です。
ですので、国家憲兵隊や国家警察の部隊も参考にして頂ければ、より選択肢を広げて頂けるかと思います。


●ヘッドセット

GIGNではMSA社のヘッドセットが多数使用されておりまして、もはやお馴染みともいえる存在となっております。

ですので、ヘッドセットを使用される場合は『TCI Liberator-2』や『Sordin』のレプリカがオススメです。


「ヘッドセットだとヘルメットと干渉してしまう」という方は、スロートマイクを使用されると良いかと思います。

レプリカであっても、ヘッドセットを実働させるには、本体に加えてPTTや無線機も必要となります。
このため お手軽で安価とはいえませんので、必要な方・余裕のある方へオススメさせて頂きたく思います。





7.グローブ
あまりコストをかけずに、かつ忠実に再現できる装備品になります。

グローブはいわゆる「SWATタイプ」等と呼ばれるものがピッタリです。

ハーフフィンガーが好ましいですが、至近距離でBB弾を受けたり 屋外で手をついた場合は、指先が怪我をすることもあります。
私は近距離で撃たれ時、親指に血豆ができたことがありました。

最近ではOakley社のパイロットグローブも多用されています。

GIGNのみならず、国家憲兵隊と国家警察の色々な特殊部隊で着用例があります。

色合いはブラックがピッタリですが、あえてタンカラーを選ぶというのも個性が出て良いと思われます。

その他、Blackhawk社やHatch社のグローブ、それらのレプリカ類もオススメです。

RAID等の他の部隊でも使用例がありますので、ある程度の流用も可能です。





8.ブーツ
ブーツにつきましては、実際にGIGNが使用しているモデルとなりますと、やや高価になって参ります。
ですので、こちらでは簡単な考察のみ記載させて頂きます。

手軽に済まされたい場合は、いわゆる「SWATタイプ」で代用してしまう他ありません。

「タクティカルブーツ」という名前だけでも相当な種類のレプリカが存在しています。

Oakley社等のブーツは国内でも入手可能なことがあり、個人輸入なら尚更なのですが…
前者は普通に値が張ることになり、後者は関税のリスクが一気に高くなってしまいます。
特に屋外のサバイバルゲームで「履き潰してしまう」こともありますので、個人個人で判断して頂く必要もあります。

形状選びも大切ですが、サバイバルゲームで使用する以上 履き心地の方が重要です。
動きやすさ、転倒等の安全面、靴擦れ等の怪我防止 等々…
足に合っていないブーツを無理に履くと、当然ですが足に悪いです。
「高級なブーツだから」「メーカー品だから」という場合も、「日本人の足に合った形状でない」等の問題が しばしば起こります。
近隣にミリタリーショップやガンショップがある方は、現地で試着したり、店員さんに聴いてみるというのも良いでしょう。





9.参考一覧
こちらの記事は「まとめ編」のため、使用例や説明文等を大きく省いております。

各部位別の装備は…
『服装について:基本編』
『服装について:実物と代用編』
『パッチについて』
『ベストとボディアーマーについて』
『ヘルメットについて』
『バラクラバとアイウェアについて』
『ガスマスクについて』
『グローブとブーツについて』
…といった各記事にて、それぞれご紹介させて頂いております。

人気の高い映画やゲームの装備については…
『~Rainbow Six Siege:GIGN装備の考察~』
『~MW3:GIGNの考察~』
『映画 L' Assaut のGIGN装備』
…といった各記事にて、簡単にご紹介させて頂いております。

ショップについては『ショップ一覧』という記事にて、まとめさせて頂いております。

その他、GIGNの情報については…
GIGNの公式HP
GIGNの公式Facebook
GIGN-historique
GIGN.org
…等のサイトを中心に、(海外サイトばかりですが)お探し頂ければと思います。





10.おわりに
ということで、非常に簡単にお送り致しました。

細かいところは何をどうしても異なってしまいますが、実物装備を求めると 大部分が高価で入手困難になってしまいます。

他方、レプリカもアメリカ軍が主体ですので「これらの中から代用できるものを探す」というのが現状です。

私自身、「サバイバルゲームを前提とした場合、実物やレプリカには一長一短があり、個人個人で価値観も違う」かと思っておりますので…
実物が良いとか、レプリカは駄目だとか、流行りに乗らなきゃとか、特に意識はしておりません。

学生時代に、「実物が格好良いのは当たり前だけど、個々の装備が良くてもトータルでは駄目な時もある。」「レプリカで格好良く見せるというのは、実は結構難しい。」とお聴きしたことがあります。

私自身、特にGIGN装備の方は「コレクター」ではなく「サバゲーマー」として考えておりますので…
「格好良く見せられる装備」を構築できたらなぁと思っております。

サバイバルゲームでのマナーやモラルは大切にして頂く必要がありますが、 GIGNやその関連部隊の装備については、気楽に構えて頂ければいいのでは、と思います。



もちろんGIGNの装備以外にも、色々な国の珍しい装備品が数多くあります。

西欧・北欧・東欧・南欧と、ヨーロッパの国々の装備・武器は、とても格好良いものばかりです。
歴史的な背景や独自のデザイン等、面白い発見もあるかもしれません。

興味を持たれた方は どんどん開拓して道を切り開いて行って頂ければと思っております(^-^)

ではでは~



  

Posted by Lure at 17:44Comments(9)◆GIGN 装備考察