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2018年03月02日

GIGN装備の再現:オールドスクール編

1980~1990年代のオールドスクールなGIGNを再現しよう!



映画『L' Assaut』の影響からブログを始めて5年以上が経過し…
同作品はもちろん、その基となった『エールフランス8969便ハイジャック事件』における「オールドスクールなGIGN装備」は、長年の憧れでありました。

大学時代にGuarder社製のレプリカであるSEAL 2000ベストを使用しつつも、他の装備品の入手難易度の問題があり、諦めてしまっておりました。
今となってはSEAL 2000ベストすら、入手が難しい状態です(-"-;)

一方で、大学時代でのブームが懐かしい「MW3のGIGN装備」を組み上げ…
MW3の舞台設定である2016年には、MW装備やフランスLE装備の方々と集まることができました。

それから1年程 経過しまして…
たまたま入手した1つの装備品をキッカケに、憧れであった「オールドスクールなGIGN装備」へ、少しだけ手を伸ばす運びとなりました。

最新のGIGN装備やゲームのGIGN装備程、知名度や人気はありませんが…
先述の通り、個人的にはMW3のGIGN装備と同じ位に好きな装備スタイルです。

もちろん完全再現には至っておりませんが、一応なりと公開させて頂きたく思います。

少し長い記事ですので、あらかじめご了承下さい。





1.完成型とキットリスト
1980年代~1990年代中頃までのGIGNの装備を、自身のできる範囲で再現致しました。


●1980~1990年代 対テロ装備スタイル

ツナギ状の服装、抗弾・防弾機能のあるバイザーやボディアーマー等、GIGN装備としては初めての導入となりました。
バイザーを通した視界は良好ですが、やっぱり曇り易いです。


●1988年 『ウベア島事件』装備スタイル

装備そのものとしては、流行りのタクティカル系ではありませんが、その分スッキリとしております。
それ故に、サバイバルゲームでも非常に動きやすいです。

ポーズは『Battlefield 1』を参考にしながら、パッチが見えるように考えましたが…
やはり自室が狭く、私の体格も悪いため、見栄えの良い写真が撮れません(-"-;)

さて、映画『L' Assaut』や『エールフランス8969便ハイジャック事件』、そしてオールドスクールなGIGN装備といえば…

もちろんリボルバーですね!

映画や実際の写真、過去の催し、そして最近のRainbow Six:Siege等のゲームと…
数多くの場面で象徴的に使用される、GIGN装備には欠かせない存在ではないでしょうか。

その昔『Battlefield 1942』に『Who Dares Wins』というMODがあり、『エールフランス8969便ハイジャック事件』のマップが存在しておりました。

海外映画好きの私にとっては、ロード画面が『The Rock(1996年)』の曲(ハンス・ジマー)だったこともあり、非常に印象深いMODとなっております。
(ロード画面では、コチラのYouTube動画の04:10辺りから使われておりました。)

そんなこともあって、私は最近『Battlefield 1』ばかりプレイしております。
第一次世界大戦は『Battlefield 1918』というMODで再現されていたのですが、DLCの『In the Name of the Tsar』にて「ロシア内戦」が初登場した時は…
「兵士よ、よくやったー!」という感じでした!(馬鹿ですね)


お話が大きく逸れてしまいました!


最新装備をまとったGIGNでは、もうMR-73が見られなくなっております。
もちろん最新装備も格好良いのですが…
上記のMODをご存知の方はもちろん、私より古くから…例えば「1998年のアームズマガジンのGIGN」等をご存知の方々は…「GIGNも変わったなぁ」と思われているかもしれません。
少なくとも私は…映画でMR-73が多用されていたこともあって、ちょっぴり遠い目で見ております(^.^;)


こちらがキットリストです。

MW3のGIGN装備に比べると非常に少ないです。

なお、当初はSPAS-12の運用を予定しておりましたが…

後述しております通り、内部が破損してしまっておりますので、サバイバルゲームへ導入できない状態です。

余談ですが、背後にある「GIGNのエンブレムが入った旗」はeBay等で販売されております。
2016年の遠征に備えて調達したものでしたが…私単体の写真で使用するのは、今回が初めてでした。


以下より、今回の再現手順をご紹介させて頂きます。

参考にして頂けるような装備品は少ないですが、お楽しみ頂ければ幸いです。





2.再現の参考写真
今回の再現の試みで参考としたのは、以下の書籍と写真です。

『Action Armes & Tir』 No.81(1985年11月号より)



『GIGN GSPR EPIGN』(1990年刊行より)


『Le GIGN En Action』(1997年刊行より)



書籍の『タイトル』をクリックして頂くことで、関連ページへジャンプして頂くことができます。
書籍そのものに興味をお持ちの方は、『資料まとめ:海外の書籍』にて簡単に ご紹介させて頂いておりますので、覗いて頂ければと思います。





3.再現
一部の装備品につきましては、『GIGN装備の忘備録』ページにて 、既にご紹介させて頂いております。


●アサルトスーツ

フランスのGilbert Production社製のスーツです。
価格は送料込みで約€90(約¥12,000円)程でした。

首から足首まで通る、2つの長いジッパーが特徴です。

1980年代には、GIGN以外にもパイロット等によってフライトスーツとして使用されていたようです。


●カバーオール

フランス軍の空挺部隊用のカバーオールです。
しばしば「パラトルーパー・カバーオール」と呼ばれております。

これといった特徴はありませんが、薄手で通気性が良く、かつ頑丈のようです。

GIGN装備のみならず、1着あればフランス軍装備 全体で着回せるかもしれません。


●ボディアーマー

アメリカのSmith & Wesson社製の、比較的古いボディアーマーです。
本体価格は約$110(約¥12,000円)程でしたが、重量があるため送料が高くなってしまいました。

1970~1980年代にかけて使用されていたようですが、詳細は調べられておりません。

選出ポイントは「黒色ではなく紺色であること」「パルステープやゴムバンドを備えていないこと」ですが、肩部分は妥協せざるを得ない形状です。
年代的にもプレートやソフトアーマーの交換を考えた設計でないため、取り出すことができず…24時間365日、いつでもどこでも重いです(笑)

先日、海外の方から「ちゃんと似たようなアーマーあるじゃん!」とメッセージを頂いたのですが…

正直に申し上げますと、すっかり忘れておりました(^-^;)
腹部のベルトをベルクロからファステックスに変更すれば、より近くなるかもしれませんね。


●ベスト

アメリカのFox Tactical社製の、LBV-88ベストのレプリカです。
本体価格は$45.95(約¥5,000円以下)と、非常に安価でした。

その価格とは裏腹にコーデュラナイロンが使用されており、いわゆる「ミルスペック品」のようです。

このためRothco社等のレプリカとは違って、ナイロンの光沢も控えめとなっておりますが、それ程 高品質というわけではありません。
サバイバルゲームで使うには十分、という感じですね。

カラビナはフランス軍の放出品で、Simond社製です。

純粋な老舗アウトドアブランドのため、特にミリタリーには関係ありませんが…
私は高校の山岳部時代にAigleやJack Wolf Skin等の品々を使っておりましたので、少し懐かしく感じております。

なおベスト自体につきましては…
GIGNが使用していたものと同一のモデルを発見できたのですが、約€600と高額だったため…購入できませんでした(-"-;)


●ヘルメット

イタリア国家憲兵隊や国家警察で使用されていたバイザー付きヘルメットで、今回の装備を構築するキッカケとなった品です。
本体価格が わずか約£20(約¥3,000円以下)程で、送料込みでも¥10,000円を切るという、驚異の安値で投げ売られておりました。

実際の『エールフランス8969便ハイジャック事件』では、突入作戦を行うまでの間、同型の旅客機を使った演習が行われておりました。

その時のものとされる写真の中には、こちらのヘルメットが含まれておりまして…
RBR社のヘルメットと共に、現役で使用されていたのかもしれません。


●ベルト・腰回り

あってもなくても程度ですが、ベルトを根幹とした腰回りの装備も導入してみました。

ベルトはフランス国家警察のレザーベルトです。

国家憲兵隊のレザーベルトと ほぼ同型ですね。

ホルスターはイーストA社のレザーヒップホルスターです。

黒革で、トイガン用で、かつオープンタイプのリボルバー用ヒップホルスターとなると…これ位しかありません(笑)
輸入も検討しましたが、MR-73用のホルスターがトイガンのM686に対応していないのは もちろん、革製品故に関税のリスクもありますので…
危ない橋は渡りませんでした。

とはいえ、イーストA社は国内製ということもあって、コストパフォーマンスが非常に高いと思います。
今後も、できればレザーポーチやカフポーチを追加してみたいです。


●グローブとブーツ

お馴染みのSWATグローブと、お馴染みの2バックルブーツのレプリカです。

特筆できることは…ありませんね(^-^;)
ブーツは実物か、せめて本革のレプリカに交換したいところですが…
夏の間に履かずにいると高確率でカビてしまうため、消耗品ということもあり、このままで良いかなぁとも思っております。


●武器
ポンプアクションとリボルバーという、実に古めかしいチョイスとなりました。
装備の年代のこともあって、カスタムらしいカスタムは行っておりません…というより できません!

まずはプライマリであるメインウェポン、M870です。

S&T社製のエアコッキングショットガンですね。

当初はSPAS-12を予定しておりました。
残念ながら、トリガーバーとシアの劣化から破損してしまい、スリング選びも後手になってしまいまして…
修理・交換を渋っている間に、M870を導入する運びとなりました。

1つめの選出ポイントは、SPAS-12より装備の幅を広げやすい点です。
M870のスタイルがウィンチェスター社のショットガンに近いため、予定していなかった『ウベア島事件』装備の再現を試みるに至りました。
いつかMSA社の古いパノラマ・レスピレーターも導入できれば、と考えております。

2つめの選出ポイントは、エアコッキングガンである点です。
昨年11月のMADサバにて、色々なエアコッキングガンを拝見させて頂く機会がありまして、その魅力を再認識致しました。
東京マルイ製のM870ガスショットガンも候補でしたが、対テロ装備は寒い時期に着込むことが多いため、お流れとなりました。
またMP5のSD系統の電動ガンも候補でしたが、ロシア装備では電動ガンの率が極めて高いので、こちらもお流れとなりました。

3つめの選出ポイントは、フルメタルである点です。
恥ずかしながら、私は しばしばトイガンを壊してしまいますので、耐久性は高いに越したことはない…という感じです。
もちろんアルミや亜鉛合金への過信は禁物ですが…(-"-;)

4つめの選出ポイントは、木製ストックである点です。
タクティカル系とは対極である木製ストックのお陰で、「オールドスクールなGIGN装備」と捉えて頂きやすいかな、と思っております。
最新装備な方々と並ぶ機会があれば、同じ部隊でも全く異なる雰囲気になりますので、装備と年代の違いを楽しんで頂けるかもしれません。

GIGNやAGIGN等に加え、アメリカやドイツ、ウクライナ等の警察系の部隊の写真では「新しい装備に木製ストックの銃」というスタイルが見られ、それらの組み合わせが格好良かった…という理由もあります。

この4つのポイントから、暖かい時期には『ウベア島事件』の装備スタイルで、寒い時期には対テロ装備スタイルで…
屋内外問わず、バッテリーやガスも必要なしに…GIGN装備でサバイバルゲームへ参加できるようになりました。


お次はセカンダリことサブウェポン、M686です。

こちらもお馴染み、クラウン製のガスリボルバーです。

このM686は2代目でして、初代は5年以上にわたる歴戦で破損し、ガス漏れを起こすようになってしまい…
現在は京都市内の某所にてディスプレイとなり、行き交う人々を見守っております(⋆^.^⋆)





4.おわりに
やや本格的な装備とはいえ、絶対的な物品数が少ないこともあり、あまりお楽しみ頂けなかったかもしれませんが…

今回は、ロシア装備の方で多くの方々にアドバイスを頂いてきたこともあり、GIGN装備でも少しだけ「考証」を重視してみました。
個人的には、まだまだ学ぶべきことが沢山あると思っております。

一方で…GIGN装備は今回で一定の区切りを迎えたかと思います。

今後の予算等は、全てロシア装備へ戻っていく予定です。

もちろん、友人らの装備のこともありますので…
GIGNやフランスLE装備で集まれる機会があれば、是非とも参加させて頂ければなぁ…と思っております。

別の視点からの お話しとしましては…
ブログを始めた頃はもちろん昨年の春頃ですら、オールドスクールな装備へ手を伸ばせる日が来るとは、全く思っておりませんでした。

例えば、2000年代以降のスタイルのアサルトスーツ等は、海外の方々から何回か声をかけて頂いたのですが…
サイズが合わないため、購入に踏み切ることができませんでした。
その点では ずっと運が悪かった私ですので、今回のヘルメットを入手できた時には、それはもう驚き以外の何物でもありませんでした。

GIGN等に限らず、今現在「好きで ずっと探しているのに見つからず、中々手に入らない」という方々も、ずっと追い求められていれば…
ある日 突然、ふと入手できるかもしれません。

私も今後しばらくは、いつかRBR社製のヘルメットに触れられる日が来ればいいなぁ…等と思い続けることでしょう。

ではでは!
  

Posted by Lure at 19:30Comments(0)装備再現