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Posted by ミリタリーブログ at

2018年03月02日

GIGN装備の再現:オールドスクール編

1980~1990年代のオールドスクールなGIGNを再現しよう!



映画『L' Assaut』の影響からブログを始めて5年以上が経過し…
同作品はもちろん、その基となった『エールフランス8969便ハイジャック事件』における「オールドスクールなGIGN装備」は、長年の憧れでありました。

大学時代にGuarder社製のレプリカであるSEAL 2000ベストを使用しつつも、他の装備品の入手難易度の問題があり、諦めてしまっておりました。
今となってはSEAL 2000ベストすら、入手が難しい状態です(-"-;)

一方で、大学時代でのブームが懐かしい「MW3のGIGN装備」を組み上げ…
MW3の舞台設定である2016年には、MW装備やフランスLE装備の方々と集まることができました。

それから1年程 経過しまして…
たまたま入手した1つの装備品をキッカケに、憧れであった「オールドスクールなGIGN装備」へ、少しだけ手を伸ばす運びとなりました。

最新のGIGN装備やゲームのGIGN装備程、知名度や人気はありませんが…
先述の通り、個人的にはMW3のGIGN装備と同じ位に好きな装備スタイルです。

もちろん完全再現には至っておりませんが、一応なりと公開させて頂きたく思います。

少し長い記事ですので、あらかじめご了承下さい。





1.完成型とキットリスト
1980年代~1990年代中頃までのGIGNの装備を、自身のできる範囲で再現致しました。


●1980~1990年代 対テロ装備スタイル


ツナギ状の服装、抗弾・防弾機能のあるバイザーやボディアーマー等、GIGN装備としては初めての導入となりました。
バイザーを通した視界は良好ですが、やっぱり曇り易いです。


●1988年 『ウベア島事件』装備スタイル

装備そのものとしては、流行りのタクティカル系ではありませんが、その分スッキリとしております。
それ故に、サバイバルゲームでも非常に動きやすいです。

ポーズは『Battlefield 1』を参考にしながら、パッチが見えるように考えましたが…
やはり自室が狭く、私の体格も悪いため、見栄えの良い写真が撮れません(-"-;)

さて、映画『L' Assaut』や『エールフランス8969便ハイジャック事件』、そしてオールドスクールなGIGN装備といえば…

もちろんリボルバーですね!

映画や実際の写真、過去の催し、そして最近のRainbow Six:Siege等のゲームと…
数多くの場面で象徴的に使用される、GIGN装備には欠かせない存在ではないでしょうか。

その昔『Battlefield 1942』に『Who Dares Wins』というMODがあり、『エールフランス8969便ハイジャック事件』のマップが存在しておりました。

海外映画好きの私にとっては、ロード画面が『The Rock(1996年)』の曲(ハンス・ジマー)だったこともあり、非常に印象深いMODとなっております。
(ロード画面では、コチラのYouTube動画の04:10辺りから使われておりました。)

そんなこともあって、私は最近『Battlefield 1』ばかりプレイしております。
第一次世界大戦は『Battlefield 1918』というMODで再現されていたのですが、DLCの『In the Name of the Tsar』にて「ロシア内戦」が初登場した時は…
「兵士よ、よくやったー!」という感じでした!(馬鹿ですね)


お話が大きく逸れてしまいました!


最新装備をまとったGIGNでは、もうMR-73が見られなくなっております。
もちろん最新装備も格好良いのですが…
上記のMODをご存知の方はもちろん、私より古くから…例えば「1998年のアームズマガジンのGIGN」等をご存知の方々は…「GIGNも変わったなぁ」と思われているかもしれません。
少なくとも私は…映画でMR-73が多用されていたこともあって、ちょっぴり遠い目で見ております(^.^;)


こちらがキットリストです。

MW3のGIGN装備に比べると非常に少ないです。


余談ですが、背後にある「GIGNのエンブレムが入った旗」はeBay等で販売されております。
2016年の遠征に備えて調達したものでしたが…私単体の写真で使用するのは、今回が初めてでした。


以下より、今回の再現手順をご紹介させて頂きます。

参考にして頂けるような装備品は少ないですが、お楽しみ頂ければ幸いです。





2.再現の参考写真
今回の再現の試みで参考としたのは、以下の書籍と写真です。

『Action Armes & Tir』 No.81(1985年11月号より)



『GIGN GSPR EPIGN』(1990年刊行より)


『Le GIGN En Action』(1997年刊行より)



書籍の『タイトル』をクリックして頂くことで、関連ページへジャンプして頂くことができます。
書籍そのものに興味をお持ちの方は、『資料まとめ:海外の書籍』にて簡単に ご紹介させて頂いておりますので、覗いて頂ければと思います。





3.再現
一部の装備品につきましては、『GIGN装備の忘備録』ページにて 、既にご紹介させて頂いております。


●アサルトスーツ

フランスのGilbert Production社製のスーツです。
価格は送料込みで約€90(約¥12,000円)程でした。

首から足首まで通る、2つの長いジッパーが特徴です。

1980年代には、GIGN以外にもパイロット等によってフライトスーツとして使用されていたようです。


●カバーオール

フランス軍の空挺部隊用のカバーオールです。
しばしば「パラトルーパー・カバーオール」と呼ばれております。

これといった特徴はありませんが、薄手で通気性が良く、かつ頑丈のようです。

GIGN装備のみならず、1着あればフランス軍装備 全体で着回せるかもしれません。


●ボディアーマー

アメリカのSmith & Wesson社製の、比較的古いボディアーマーです。
本体価格は約$110(約¥12,000円)程でしたが、重量があるため送料が高くなってしまいました。

1970~1980年代にかけて使用されていたようですが、詳細は調べられておりません。

選出ポイントは「黒色ではなく紺色であること」「パルステープやゴムバンドを備えていないこと」ですが、肩部分は妥協せざるを得ない形状です。
年代的にもプレートやソフトアーマーの交換を考えた設計でないため、取り出すことができず…24時間365日、いつでもどこでも重いです(笑)

先日、海外の方から「ちゃんと似たようなアーマーあるじゃん!」とメッセージを頂いたのですが…

正直に申し上げますと、すっかり忘れておりました(^-^;)
腹部のベルトをベルクロからファステックスに変更すれば、より近くなるかもしれませんね。


●ベスト

アメリカのFox Tactical社製の、LBV-88ベストのレプリカです。
本体価格は$45.95(約¥5,000円以下)と、非常に安価でした。

その価格とは裏腹にコーデュラナイロンが使用されており、いわゆる「ミルスペック品」のようです。

このためRothco社等のレプリカとは違って、ナイロンの光沢も控えめとなっておりますが、それ程 高品質というわけではありません。
サバイバルゲームで使うには十分、という感じですね。

カラビナはフランス軍の放出品で、Simond社製です。

純粋な老舗アウトドアブランドのため、特にミリタリーには関係ありませんが…
私は高校の山岳部時代にAigleやJack Wolf Skin等の品々を使っておりましたので、少し懐かしく感じております。

なおベスト自体につきましては…
GIGNが使用していたものと同一のモデルを発見できたのですが、約€600と高額だったため…購入できませんでした(-"-;)


●ヘルメット

イタリア国家憲兵隊や国家警察で使用されていたバイザー付きヘルメットで、今回の装備を構築するキッカケとなった品です。
本体価格が わずか約£20(約¥3,000円以下)程で、送料込みでも¥10,000円を切るという、驚異の安値で投げ売られておりました。

実際の『エールフランス8969便ハイジャック事件』では、突入作戦を行うまでの間、同型の旅客機を使った演習が行われておりました。

その時のものとされる写真の中には、こちらのヘルメットが含まれておりまして…
RBR社のヘルメットと共に、現役で使用されていたのかもしれません。


●ベルト・腰回り

あってもなくても程度ですが、ベルトを根幹とした腰回りの装備も導入してみました。

ベルトはフランス国家警察のレザーベルトです。

国家憲兵隊のレザーベルトと ほぼ同型ですね。

ホルスターはイーストA社のレザーヒップホルスターです。

黒革で、トイガン用で、かつオープンタイプのリボルバー用ヒップホルスターとなると…これ位しかありません(笑)
輸入も検討しましたが、MR-73用のホルスターがトイガンのM686に対応していないのは もちろん、革製品故に関税のリスクもありますので…
危ない橋は渡りませんでした。

とはいえ、イーストA社は国内製ということもあって、コストパフォーマンスが非常に高いと思います。
今後も、できればレザーポーチやカフポーチを追加してみたいです。


●グローブとブーツ

お馴染みのSWATグローブと、お馴染みの2バックルブーツのレプリカです。

特筆できることは…ありませんね(^-^;)
ブーツは実物か、せめて本革のレプリカに交換したいところですが…
夏の間に履かずにいると高確率でカビてしまうため、消耗品ということもあり、このままで良いかなぁとも思っております。


●武器
ポンプアクションとリボルバーという、実に古めかしいチョイスとなりました。
装備の年代のこともあって、カスタムらしいカスタムは行っておりません…というより できません!

まずはプライマリであるメインウェポン、M870です。

S&T社製のエアコッキングショットガンですね。

当初はSPAS-12の運用を予定しておりましたが…

残念ながら、トリガーバーとシアの劣化から破損してしまい、スリング選びも後手になってしまいまして…
修理・交換を渋っている間に、M870を導入する運びとなりました。

1つめの選出ポイントは、SPAS-12より装備の幅を広げやすい点です。
M870のスタイルがウィンチェスター社のショットガンに近いため、予定していなかった『ウベア島事件』装備の再現を試みるに至りました。
いつかMSA社の古いパノラマ・レスピレーターも導入できれば、と考えております。

2つめの選出ポイントは、エアコッキングガンである点です。
昨年11月のMADサバにて、色々なエアコッキングガンを拝見させて頂く機会がありまして、その魅力を再認識致しました。
東京マルイ製のM870ガスショットガンも候補でしたが、対テロ装備は寒い時期に着込むことが多いため、お流れとなりました。
またMP5のSD系統の電動ガンも候補でしたが、ロシア装備では電動ガンの率が極めて高いので、こちらもお流れとなりました。

3つめの選出ポイントは、フルメタルである点です。
恥ずかしながら、私は しばしばトイガンを壊してしまいますので、耐久性は高いに越したことはない…という感じです。
もちろんアルミや亜鉛合金への過信は禁物ですが…(-"-;)

4つめの選出ポイントは、木製ストックである点です。
タクティカル系とは対極である木製ストックのお陰で、「オールドスクールなGIGN装備」と捉えて頂きやすいかな、と思っております。
最新装備な方々と並ぶ機会があれば、同じ部隊でも全く異なる雰囲気になりますので、装備と年代の違いを楽しんで頂けるかもしれません。

GIGNやAGIGN等に加え、アメリカやドイツ、ウクライナ等の警察系の部隊の写真では「新しい装備に木製ストックの銃」というスタイルが見られ、それらの組み合わせが格好良かった…という理由もあります。

この4つのポイントから、暖かい時期には『ウベア島事件』の装備スタイルで、寒い時期には対テロ装備スタイルで…
屋内外問わず、バッテリーやガスも必要なしに…GIGN装備でサバイバルゲームへ参加できるようになりました。


お次はセカンダリことサブウェポン、M686です。

こちらもお馴染み、クラウン製のガスリボルバーです。

このM686は2代目でして、初代は5年以上にわたる歴戦で破損し、ガス漏れを起こすようになってしまい…
現在は京都市内の某所にてディスプレイとなり、行き交う人々を見守っております(⋆^.^⋆)





4.おわりに
やや本格的な装備とはいえ、絶対的な物品数が少ないこともあり、あまりお楽しみ頂けなかったかもしれませんが…

今回は、ロシア装備の方で多くの方々にアドバイスを頂いてきたこともあり、GIGN装備でも少しだけ「考証」を重視してみました。
個人的には、まだまだ学ぶべきことが沢山あると思っております。

一方で…GIGN装備は今回で一定の区切りを迎えたかと思います。

今後の予算等は、全てロシア装備へ戻っていく予定です。

もちろん、友人らの装備のこともありますので…
GIGNやフランスLE装備で集まれる機会があれば、是非とも参加させて頂ければなぁ…と思っております。

別の視点からの お話しとしましては…
ブログを始めた頃はもちろん昨年の春頃ですら、オールドスクールな装備へ手を伸ばせる日が来るとは、全く思っておりませんでした。

例えば、2000年代以降のスタイルのアサルトスーツ等は、海外の方々から何回か声をかけて頂いたのですが…
サイズが合わないため、購入に踏み切ることができませんでした。
その点では ずっと運が悪かった私ですので、今回のヘルメットを入手できた時には、それはもう驚き以外の何物でもありませんでした。

GIGN等に限らず、今現在「好きで ずっと探しているのに見つからず、中々手に入らない」という方々も、ずっと追い求められていれば…
ある日 突然、ふと入手できるかもしれません。

私も今後しばらくは、いつかRBR社製のヘルメットに触れられる日が来ればいいなぁ…等と思い続けることでしょう。

ではでは!
  

Posted by Lure at 19:30Comments(0)装備再現

2016年04月30日

GIGN装備の再現:MW3編

FPS『Modern Warfare 3』こと『MW3』に登場するGIGNを再現しよう!



始動したのは、コチラの記事に御座います通り、2013年5月11日以前でありました。
その当時は大学生でありましたが、国家資格系の実習・卒論・就活という避けては通れない課題が山積みとなり、実現しないままお蔵入りとなっておりました。

その後も細々と備品を購入し、友人に「MW3のGIGN装備は必ずやる。その時はそれなりに唸ってもらえるような装備にする。」と言い続け…
約3年も経った2016年4月末日に完成致しました。

そして「2016年はMW3舞台設定の年」ということもあり、公開へ踏み切りました次第です。

非常に長い記事ですので、あらかじめご了承下さい。





1.完成型とキットリスト
著名なFPS 『Call of Duty:Modern Warfare 3』に登場するGIGNの装備を、自身のできる範囲で再現致しました。

装備そのものとしては、「冬以外は暑い」「少し動き辛い」「余計な物があり過ぎる」と、お世辞にもゲーム向けとはいえない装備です。
特にバックパックは被弾面積を増やす他、何より『ゾンビ』になってしまうリスクが高くなります。

純粋なサバイバルゲームの場合は、バックパック無し・ライオットシールド無しの状態で着用しております。


●シングルプレイ ステージ ActⅡ『Bag and Drag』風

レスピレーター型フェイスマスクを装着したスタイルです。


●マルチプレイ ステージ『RESISTANCE』風

ライオットシールドを背負うことができます。


●スペシャルオプス『ライオットシールド部隊』風

MP5の導入により、改めて再現可能となりました。


実は「装備を装着した状態で細かく紹介する」のは、4年もブログをやっているにも関わらず 今回が初めてです。

加えて撮影には不慣れで、また自室の電灯が蛍光灯のような白色ではないため、正直かなり見難いです…どうかご容赦下さい。

こちらがキットリストです。

大半がアメリカ軍のレプリカ品ですが、一部ロシア製を含んでおります(^-^;)

リストには載せておりませんが、ライオットシールドを背負う・構える時にハンズフリーになる必要があるため、写真ではワンポイント・バンジースリングを装着しております。
ヘルメットのバイザーとフェイスマスクには、曇り止めも必須でありました。

以下より、今回の再現手順をご紹介させて頂きます。

同時に、私より遥かに忠実に再現された方の装備もご紹介させて頂きます。
合わせてお楽しみ頂ければ幸いです。

もしMW3のGIGN装備の再現を目指される方がいらっしゃいましたら、参考までにご覧頂ければと思います。

それでは参りましょう!





2.再現の方針
まず、当ブログでの再現の方針を明記させて頂きます。

①極力「実在するもの」を使用・利用する
残念ながら私自身の技術力が非常に低く制作に関する知識もほぼ皆無なため、基本的には「販売されている製品を使用・流用する」ことで再現を目指しました。
作るのが面倒くさい等という理由も垣間見えますが、それはきっと気のせいです。

拘る方や技術力の高い方から見られた場合、お粗末で再現度も低いと感じられると思います。
しかしながら「○○を買えばMW3のGIGNっぽくなる」ということでもありますので、この点では気軽に揃えて頂けるのでは、と思っております。


②モブキャラを再現する
固定されたキャラクター(GIGNではSabreだけですが)の再現は目指しません。
私自身が小心者のため、名前のあるキャラクターを再現する勇気がないのです。
「Sabreだ。デルタ、先導するぞ。」等となりきろうものなら、赤面して炎上し大破してしまいます。

再現の対象は後述致しますが、あくまでも「名もなき普通の隊員」です。


以上の2点に関して、何卒ご理解をお願い致します。





3.再現する装備について
当ブログで再現を試みましたのは、マルチプレイヤーにおけるシールドマン装備です。

写真が粗くて申し訳ありません。
本当は写真を新しいものに入れ替え、量も増やす予定でありましたが…Xbox360が赤リング点滅となったため断念致しました。

モデルの作り方は以下の通りです。

①MP5とFive-seveNを装備してスタート。
②MP5を装備したまま爆死。 セムテーックス!
③ライオットシールドとFive-seveNを装備してスタート。
④ライオットシ-ルドと先ほど爆死して落としたMP5を拾って交換。
後にノリで爆死。

以上の無駄な行為を行う事で作ることができます。

あとはシアターモードで確認するだけですが、キャラクターの姿勢の都合上、細部を見るのは中々難しいです。

ゲームモード中に視界を上下左右に動かして、ある程度キャラクターを動かしてあげて下さい。





4.使用する武器について
当ブログで再現を試みる武器についてです。

●MP5

お馴染み、H&K社製のMP5です。
サバイバルモードでのGIGNのメインウェポンでもあるため、G36Cから変更致しました。

また私自身が初めてTDMにて『ownd』を獲得した時、シールドの御供がMP5だったこともあります(これだけはシアターに保存しておりました)。


●Five-seveN

こちらもお馴染み、FN社製のFive-seveNです。
MW3に登場するピストルで唯一、実際のGIGNも使用している銃です。
P90とGLOCKの例然り、9mm弾と5.7mm弾がバラバラでも問題はありませんので、P90以外のメイン武器とも併用が可能です。


●ライオットシールド

MW3のGIGN、ひいてはMWシリーズならではといえるアイテムです。
見た目のインパクトを重視される場合は、コレ一つあれば十分ともいえるでしょう。
反面、コストパフォーマンスやサバイバルゲーム自体ではデメリットしか存在しません。
ある意味ロマンなアイテムです。





5.再現
順番に参りましょう。

●服

今回はTRU-SPEC製の『Tactical Response Uniform』を代用品として使用しております。

ツナギではなく上下分割型となってしまったのは、私の身体が細過ぎて「ウエストに合わせれば丈が短く、丈に合わせればウエストがガバガバになってしまう」という、情けない理由のためです。
一方で、後述するGIGNでの使用例も考慮しております。

インシグニアパッチは、bttc.さんから販売されている精巧なレプリカです。

残念ながら実物は逃してしまいましたが、そもそも私自身が実物に見合う人物ではないため、現状で十二分と思っております。

肩回りも、ゲーム中のものとはスタイルが異なっております。
反面、ポケットの機能とパッチ用の空白は確保できております。

チームマーカーパッチを使用したり、パッチを変えたり足したりして遊ぶことも可能です。
私の場合は、フランス国旗パッチ位しか持っておりませんが…

余談ですが、上記のBDUのジャケットは「2015年以降に実際のGIGNが使用している製品の一つ」と酷似しているため、(使用例は極端に少ないですが)そのままの代用も可能です。

現実のGIGNの場合は”まんま”ですので、トラウザースもこちらに合わせて運用する、というのも良いかと思います。


●アーマーベスト

MW3のGIGNのアーマーベストは、謎のボディアーマー(もしくはプレートキャリア)にドローコードを足しただけの流用デザインのため、残念ながら実在しません。
このため類似品の加工が必須となるわけですが、高価なベストを素体にして万が一 失敗した場合・・・残念になること必至です。

よって、安価で出回っているノーブランドの「FSBEベスト」を加工して再現を目指しました。

シールドマンの装備状態です。

バックパックを除けば、シンプルで実用性の高い装具の配置になっております。

ポーチ構成は、写真の左側から…


M4/M16用マガジンポーチ、M60用アンモポーチ、M60用アンモポーチ、M4/M16用マガジンポーチと、実に単純な構成です。

M4/M16用マガジンポーチをスペアマガジン用に、M60用アンモポーチをダンプポーチとして使用する方針を取っております。

もう片方のM60用アンモポーチは、M249用の200連ボックスマガジンを利用して それらしくしております。
米軍の放出品 故に空っぽですので、備品入れ等にも活用できそうです。

胸部と下腹部です。


胸部はBLACK HAWK製のFive-seveN用のみという、単純な構成です。

下腹部は、スモークグレネードの取り付け方に少しだけ拘っております。

スモークグレネードの固定は、100円ショップで購入したゴムバンドをMOLLEに通して再現致しました。
ゲーム時に激しく動くと落下してしまうため、両面テープを併用し、固定しております。

ベルトキーパーは、Rothco製のベルトキーパーを組んでMOLLEに通してあるだけです。

ネックアーマーとグローインアーマーは、同じくノーブランドの「OTV」から剥ぎ取り そのまま流用してあります。

ネックアーマーは簡単に裁断・末端処理を行い、元々付いていたベルクロ等を利用しながら接着しているだけです。

ベストの裏側の肩から背中にかけて接着しており、着込んでしまえば肩を中心に自重もかかりますので、余程の力で引っ張らない限り 脱落する恐れはありません。

見えない部分とはいえ、我ながら非常に粗末です。

グローインアーマーも中々の無理矢理っぷりですが、スナップボタンでしっかり固定されています。

特に加工の必要もなく 長さも丁度良い具合なので、もう そのままにしてあります(笑)

両肩と両脇腹です。


肩のバックル付きベルトと、脇腹のドローコードですね。

基本的にはFSBEベストに付属していたベルトを そのまま流用して再現しております。

元々 脇腹にあったサイズ調整用ベルトを切除し、そのまま肩部分に持って来ただけです。


当然ながら両脇腹に空間ができるため、ここに先述の「ドローコードを再現したダミー部品」を接着します。
ダミーのため、実際のサイズ調整機能はありません。

ハトメの色は銀色の方がゲームのモデルに忠実となりますが、ピストルベルトのハトメが どう頑張っても黒いものしか無かったため、こちらも黒で統一致しました。

以上の加工が施されたアーマーベストですが、自身が着込む際に致命的な問題が生じました。

ドローコードを接着したため、本来開放できる箇所が死んでしまったのです。

馬鹿以外の何者でもありません。

対策として、両肩部分を着脱可能な仕様へ変更致しました。

結果的に”上からスッポリ被る”もしくは”下からはく”という、何だか不思議な装着方法のベストになってしまいました。


●バックパック・無線機関連


バックパックはゲームに登場したものと同型の製品を見つけられず、FLYYEの「HAWG Hydration Backpack」で代用しております。

サイドにMOLLEが無いため、一部を加工してラジオポーチを取り付けてあります。

バッグ上側はハイドレーションのチューブを通す箇所を利用しております。
下側は切り込みを入れて末端処理をし、そこからMOLLEのように通して、ボタンで止めております。

無線機はお馴染みのダミーラジオですが、ICOMを内蔵してPTTへ接続してあります。

先述のスロートマイクと合わせて、一応 送受信ができるようになっております。


●頭部


ヘルメットは本体がGentex、バイザーがAETCO.incの実物で、アメリカのロス市警の放出品です。

バイザー自体は暴徒鎮圧用のため薄いですが、シェル本体はそれなりに重量があります。
シールドマン用としてはピッタリの代用品です。

追加したのは、後頭部のベルクロのみです。

バイザーの固定ネジは変更する予定でしたが、当然ながらバイザーの上げ下げを行えば緩んでしまうため、締めやすい既存のものへ戻してしまいました。

こちらはTCI Liberatorタイプヘッドセットを組み込んだ状態です。

私は頭が小さめ(帽子サイズは56cm位)なので、着用自体は可能ですが、少し窮屈です…

こちらはM50レスピレーター型フェイスマスクと、CAB Clothing製フェイスマスクです。

スロートマイクの問題から、長らく(耳の露出する)ロングネックウォーマーを使用しておりましたが、ヘッドセットの導入につきフェイスマスクへ変更致しました。


●グローブ

グローブはCONDORのタクティカルグローブ、HK251を導入致しました。

ゲーム中(HUDでない三人称視点時)のモデルに似たデザインを選びました。
革製で縫製もしっかりしており、それなりに頑丈です。
地味にタッチスクリーン対応とのこと…

なお上記のグローブを導入するまでは、GK Proのナックルグローブを使用しておりました。

何とかフランス要素を取り入れようと購入しましたが、半日ゲームで使用したのみで手のひらが裂けてしまいました。
結果的に「アメリカまみれになってしまった」ということになります(^.^;)


●腰回り・脚部


腰回りと脚部は、ベルトとレッグパネルによるシンプルな構成になっており、どれもゲームのモデルを参考に組んでしまうだけです。

左と右です。
グレネードのピンによる「カチャカチャと鳴る」点は、映画『Black Hawk Down』等でお馴染みの手法で処理してしまいました。

ゲームでは 装飾品関係はデッドサイレンス常備のため、テープ等の処理はされておりませんが…
黒ということもあり、あまり目立たないのが幸いでありました。

スタングレネードは脱落防止のため、目立たない部分に結束バンドを通してピストルベルトへ固定しております。

当初はスモークグレネードも結束バンドで固定しておりましたが、ナイロンベルトへの変更が完了致しました。

レッグパネルの構成上マガジンポーチの類がないため、サバイバルゲームでの実用性は皆無です。
飾り以外の何物でもありませんが、それ故か最も単純で楽な部位でした。


●武器
武器といっても、カスタムらしいカスタムは行っておりません。

まずはプライマリであるメインウェポン、MP5です。

素体は東京マルイの『MP5A5HC』です。
RAS、ロングローマウント、フィクスドストックに加え、携行用にワンポイントスリングを装着しております。

プラスチックが多用されており、外観はそれなりといった感じですが、非常に軽量で精度も良好です。
ライオットシールドと併用しても苦にならず、また純粋なサバイバルゲーム用ウェポンとしても非常に心強いです。

本来ならばRASにグリップやフラッシュライト、レーザーサイトを、マウントにはXPS3ホロサイトを、とカスタムしたいものでしたが…

ゲーム中ではRASに何も装着されておらず、また「固定ストック・ローマウント・バイザー付きヘルメット」という3つの問題から、光学照準器を装着してもサイティングが不可能なため、もう何も無しの状態にしてあります(-"-;)


お次はセカンダリことサブウェポン、FN Five-seveNです。

こちらもお馴染み、東京マルイのガスブローバックガンです。
当初はマルシンのCO2モデルを予定しておりましたが、予算と再現時の問題(マガジンのCO2ボンベの露出)から こちらを選択致しました。


最後はお馴染みのライオットシールドです。

MWシリーズならではの武器(というか防具)です。
コンセプトアートから『ライオットシールド部隊』に至るまで、MW3でのGIGNを象徴するアイテム…と勝手に思っております。

メーカー不明の中国製ですが、おそらくRothcoのカタログ等に掲載されているものと同一です。
ポリカーボネート製で厚みは3.5mm程ですが、先述のAETCO.incのバイザーは4.5mm程と、厚みの違いが出ております。





6.ライオットシールドを背負ってみる
再現を決心した最初期の段階で、MW3ではGIGNが『ライオットシールド部隊』として登場することもあり、個人的にシールドを携行したいと思っておりました。

私の再現例では「バックパックを装着したGIGN」がモデルのため、バックパックの肩ストラップ部分に引っ掛けております。

MW2のФСБはもちろん、マルチプレイヤーでは全ての勢力がシールドを装備できますが、中にはバックパックを背負っていない装備モデルが多く見られます。
この場合でも、MOLLEことパルステープ部分を利用することで、比較的簡単に背負うことが可能です。

もし「ライオットシールドを背負いたい!」という方がいらっしゃいましたら、参考として頂ければ幸いです。

ポイントは「背負った時にハンズフリーになることができる」こと、つまり「マルチプレイヤーでのスタイルの再現」です。

今回は「Sバイナー」「Sビナー」等と呼ばれている、S字型のカラビナを使用しました。

高校時代の部活がワンダーフォーゲル部だったため、「頑丈なカラビナ類で吊るしてみては」と考えたのが発端でした。

利用したのはNITEIZE製のSバイナー(ステンレスタイプ)で、サイズは画像の#5を選択致しました。

取り付ける箇所は、左右のアームベルトとハンドルの部分です。

グリップ側は少々キツイものの、取り付けることは可能です。

安価なシールドを使用される場合は、シールド側の金具を使用することは、避けて頂いた方が良いかもしれません。

ご覧の通り、数回の着脱で縫製が破れ、金具が脱落する恐れがあります。

ベストへの連結は、MOLLE部分に通してしまうだけですが…

アームバンドはナイロンベルトで広がってしまうため、グリップに比べて間隔が大きく空いてしまいます。

この「ベスト←→シールドの間隔が左右で異なる」という状態で背負うと、当然ながらシールドが大きく傾いてしまい…
結果的に「斜めに背負ってしまう」ということになります。

問題解決には、シールドのアームバンド側とベストの間隔を狭くすれば良いだけですので…

Sバイナーの場合は、片方にまとめて引っ掛けるだけで、丸く収まりました。
「アームバンド側のカラビナは、S字型でない通常のものでも良い」ということになりますね。

なおグリップ側のカラビナは、S字型をオススメさせて頂きたく思います。
これはグリップが太く、「通常のカラビナでは大型でないと引っ掛けられない」のに、「カラビナが大型になるとMOLLEに通し難い」という問題があったためです。

バックパック無しで連結した状態です。

ベストの素体は『FSBEタイプ ベスト』ですので、背面にMOLLEやDリングを備えているものであれば、何でも連結して背負えるかと思います。

Sバイナーの利点は…
・十分な強度が期待できる
・S字型のカラビナ故に引っ掛けやすい(特に背負う場合が楽)
…等が挙げられます。

一方で短所として…
・ゲームのモデルには見られない備品が増えてしまい、忠実でなくなる
・シールドを構える場合、素早くカラビナを外すのは相当な慣れが必要になる
・シールドを背負う←→構える、という切り替えを行う際、人によっては厳しい姿勢を維持しなくてはならない
…等が挙げられます。

頑丈で脱落の心配はありませんが、シールドを背負う←→構えるというアクションをこなすには、少しモタついてしまいます。

その他、あれこれテストしてみましたが…
バンジースリングはシールドの自重で伸びて下がってしまうため、オススメはできません。
ベルクロもシールドの重さに耐え切れませんし、運よく耐えた場合も歩く・走る等すると早々に脱落してしまいます。

Sバイナーよりも良いアイデアだと思われるのは、ファステックスとナイロンベルトを利用しての連結、かと思います。

これはまだテストできておりませんが、イギリス軍のボディアーマーから発想を得たものです。
『OSPREY Mk.2』は背面にファステックスが備わっており、ハイドレーションを連結することが可能ですので、同じ要領で可能だと考えております。

しかしながら…
背負えたところで 「うぉお!背負えた!MWみたいだ!うぉお!」という個人的な満足感以外、特にメリットはありません。

イベント等では楽しいかもしれませんが、単純に荷物は増えますし、純粋なサバイバルゲームでは何の役にも立たないことでしょう(^_^;)





7.mayoiさんの再現例
こちらはmayoiさん による装備の再現例です。

私が再現・完成させるよりも前に、コチラのTwitterのリンク先にてアップされました。



ゲーム中でのサブマシンガン装備時の外観をモデルとされております。

ポーチ類やサイリュームの配置、各所のペイント等のテクスチャまで、忠実に再現されております。


MWシリーズお馴染みの「不可解なPTTスイッチ」まで、ほぼ完璧なまでに再現されております。

上記で私が醜態を晒したドローコード部分も、ベルクロ仕様とされることで 外観を崩すことなく機能を確保されております。

私も創意工夫できる頭があれば…と思う限りです。

こちらはヘルメットです。


実際のGIGNでも、2015年の一連の事件時には 抗弾バイザー無しのヘルメットを着用した隊員が確認されております。

こちらはMP-7と、そのホルスター及びレッグパネルです。



MP-7そのものも、MW3に登場するモデルと同じカスタムが施されております。

最後にこちら、装備の一覧図です。

私のLMG/ライオットシールド装備時の外観より、遥かに身軽でサバイバルゲーム向きです。

ゲーム中のGIGNに忠実な外観と、それらを崩さずにアイデアでもって機能性を保ち、なおかつサバイバルゲーム向けの無駄のない身軽な装備という、本当に素晴らしい例を打ち出されたと思っております。

現在、元祖ライオットシールド部隊ともいえる「MW2のФСБ装備」を予定されているとか、いないとか…

誠に勝手ながら、また恐縮では御座いますが…今後の装備公開に期待させて頂きたく思います。





8.おわりに
COD;MW3は2011年の発売から既に4~5年も経過しております。
しかし今もなお 楽しまれている方々はいらっしゃるかと思います(Xbox勢のためPS・PC勢の方々は分かりかねます…)

MW3の人口が最盛期だった頃は、私が大学時代を過ごした年=サバイバルゲームを始めた年と被っておりまして…
当時はフィールドでも人気を博し、よく笑いのネタにもされておりました。

京都の某大学BBS様にてジャガーノート装備の方が登場し、関東の方から『オペレーション・キングフィッシュ』なるイベントのお知らせを受け取る等、その人気っぷりを数年単位で体感しておりました。

大げさに言うと、思い入れのある装備モデルといいましょうか、そんな存在でした。

そして2016年、舞台設定の年となった今、まさかの遅咲きです。

ゲームに限った話ではありませんが、毎年 次々と新しいものが登場しますので、過去の作品はどんどん埋もれていってしまいます。

MWファンの方々に「忘れていた・仕舞い込んでいたけど、舞台設定の年なら久々に引っ張り出してやろうかな」と、思って頂ければ幸いです。

またMWファンでない方々も、お好みのゲームや映画の装備再現を目指して頑張って頂ければと思います。

いつかは古今東西のGIGN装備な方々で集ってみたいものですね…

ではでは、改めまして…!
長文駄文にお付き合い頂き、誠にありがとう御座いました!





スペシャルサンクス
・bttc. さん
GIGNパッチおよびGK Pro製グローブにてお世話になりました。
 オリジナル製品としてGIGNパッチの精巧なレプリカを販売されており、今後もヘルメットやアサルトスーツ等を企画されているそうです。
 フランス国家警察・国家憲兵隊はもちろん、ヨーロッパ方面のLEがお好きな方には とてもオススメのショップさんです。

・mayoi さん
前述の通り、私より以前に装備を再現・完成された方です。
今回の記事では、写真の使用とリンクを快く承諾して頂きました。
誠にありがとう御座います。
 
・LMG Slaughter さん
実生活での古き良き友であり、ロシア装備の同志でもあります。
今回の装備再現のみならず、色々な助言を頂きました。
心より、ありがとう!

  

Posted by Lure at 22:38Comments(2)装備再現