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2012年05月22日

映画『L' Assaut』のGIGN装備

― Lundi 26 Decembre 1994, Aeroport de Marignane. ―

― マルセイユ=マリニャーヌ空港 ―
― 1994年12月26日 17時15分 機内突入。―



 

映画『フランス特殊部隊GIGN』こと『L' Assaut』。
2010年に劇場公開され、世界各国でのGIGN知名度向上に繋がりました。



この映画は1994年に実際に起きた『エールフランス8969便 ハイジャック事件』を、ほぼノンフィクションで描いています。

ハイジャックしたのは、アルジェリアのイスラム武装集団GIA所属とされる4名です。
乗客220名とエールフランス乗務員12名が人質となり、うち3名が犯人に殺害されました。
フランス政府は交渉による事件解決を目指しましたが、その裏では既にGIGNが動き出しており、突入訓練を行っておりました。

ハイジャックから2日後の26日、世界中の人々が中継を通して見守る中、GIGNが機内に突入しました。

約20分にわたる激しい銃撃戦の末、無事に人質を解放し、犯人4名全員を射殺しました。
この銃撃戦で乗客・乗務員16名が負傷しましたが、いずれも軽傷でした。
一方GIGNは9名の負傷者を出し、1人は重傷を負われました。

この銃撃戦時のGIGNと乗客、犯人の動きについて、とても見やすく まとめられた動画をご紹介させて頂きます。



この事件が無事解決したことは、当時では非常に衝撃的なものだったとのことです。

映画では、この時 機内で繰り広げられた一連の銃撃戦を、短時間ではあるものの、ハリウッドのような過度な演出もなく、あくまでも“リアルに”描写されております。

GIGN隊員達の訓練の様子等も登場しており、実際のGIGN隊員達が実際の武器・装備品を身につけ、当時の作戦資料・証言を元にし、映画制作に携わっています

そんな映画『L' Assaut』でのGIGNの装備と武器について、少しご紹介させてさせて頂きたく思います。
それでは見ていきましょう!





1.登場する武器
まず映画に登場している武器を見て参りましょう。

●マニューリンMR73

マニューリン MR73はGIGNのシンボル的な武器です。

当時実際に使用されたことで、一躍有名となりました。



リボルバーは装弾数が少ないものの、「接近戦では数発で決着がつく」という思想上では あまり関係がありません。
またGIGNでは「数発で決着をつける」という思想もあったようです。
年間数百万発もの弾を使って射撃訓練を行い、射撃の腕を叩き上げていることがよく分かります。
標的を仕留めることも大事ですが、人質がいる中では誤射にも注意しなくてはなりませんので、他の特殊部隊のように「ダブルタップ」を行うことも少なかったそうです。

その他、MR73の高い命中精度や.357マグナム弾の高い威力、作動不良・排莢不良の少なさ等、当時「1ショット1キル」を求めていたGIGNには最適だったともいえます。
現在は専らオート拳銃を使用されておりますので、MR73を構えるGIGNの姿は過去のものとなってしまいました…

映画では射撃訓練や突入前後と、終始登場しています。

現時点ではトイガンが存在しないため、サバイバルゲーム等で再現することはできません。
それでも「リボルバーを使用したい!」という方は、GIGNでの使用例が明記されている『S&W M686』で代用されると良いでしょう(^^)


●SIG Sauer P228

シグことSIG SauerのP228です。

先日コメントを頂きました通り、アームズマガジンのGIGNの記事にも登場しておりました。

映画では、MR73を撃ち尽くした隊員がショルダーからP228を抜き、応戦する姿が描かれております。

P228はP226と並んで使用率が高い銃でありましたが、現在はGlock等へ更新されつつあるようです。

トイガンはタナカからガスブローバックガンが、東京マルイからエアコッキングガンが発売されております。
タナカのものはガス漏れが多いそうで、精度もイマイチですが、雰囲気や質感は抜群だそうです。
マルイのものは精度が非常に良好ですが、質感が劣るのはもちろん、エアコッキングのため火力が低いです。
季節に合わせて両方持つ…という贅沢な運用も良いでしょう(^^)


●Glock 17

グロック17は、P228やP226と並んで使用率の高い銃です。

映画では冒頭のシーンで登場していますが、飛行機内でのシーンでも登場しております。

ただP228が使用されているシーンの方が印象深いため、ちょっとばかり影が薄いかもしれません。

トイガンでは、様々なメーカーからガスブローバックガン、エアコッキングガンの両方が発売されています。
やはりKSC製や東京マルイ製が有力なのではないでしょうか。


●MP5
種類が多いため、各種見て参りたいと思います。

①K(Kurz、クルツ)モデル

冒頭のみに登場するモデルです。
実際のGIGNでは極少数のMP5Kが運用されておりましたが、現在は ほとんど見られません。

②ノーマル モデル

作中で最もシンプルといえるMP5です。
ハンドガード下部にライトもしくはレーザーサイトが固定されているだけで、無駄のないスッキリとしたスタイルです。

③ライトハンドガード モデル

いわゆるSurefireの「ライト付きハンドガード」が装備されているモデルです。
ハイマウントベースには、ドットサイトではなくレーザーサイトが装着されております。
詳細は不明ですが、作中ではレーザーサイトで索敵する様子が描かれておりますので、実際にそういった形で使用されていたものと思われます。

④RASモデル、レイルハンドガードモデル

RASを装着したMP5です。
右側にライトが付いておりますが、光学照準器は装着されていないようです。

⑤不明なハンドガード モデル

GIGNで長らく使用されている、正体不明のハンドガードです。
ポスターのトップも飾っており、様々なGIGNの写真で使用例が見られますが…メーカー名も不明のままです。
レイルシステムに対応している訳でもなく、GIGN以外に使用例も見られません。

さてトイガンですが、MP5自体は色々なメーカーから販売されていますので、割愛させて頂きます。
初心者の方には、東京マルイ製の「MP5-J」がフランス仕様の「MP5-F」に近いため、オススメかと思います。

オプションとしては、ライト付きハンドガード、RAS、レイルハンドガード共にレプリカが多数 存在しております。
マウントはハイマウントを装着されると良いでしょう。
最も安価で済ませられるのは、上記の内では「ノーマルモデル」かと思われます。
映画でGIGNに興味を持ち、少し古めのGIGN装備をやってみたい、という方にはオススメです(^-^)


●FR F1

FR F1は、第二次世界大戦時に使われていたMAS36小銃を狙撃用に改良したものです。

映画では狙撃班が使用しております。

コックピットの犯人を補足し、1発で無力化したシーンが印象的ですね。
GIGNの隊員は、全員が狙撃手を担当できることで有名となっております。

トイガンですが、残念ながら存在しておりません…


●モスバーグ M590

映画で少しだけ登場するショットガンです。
トイガンではM500が存在しております。
マルシンのガスショットガンや、海外製のエアコッキングガンが挙げられますが、精度はイマイチのようです。





2.服装とパッチ
映画で使用されている装備品について、順番に見て参りましょう。

●アサルトスーツ

詳細は「服装」の項目でご紹介させて頂いておりますが、映画でも専用のアサルトスーツが着用されております。
放出品は極めて数が少なく、サイズの問題もあり、加えて高価になりがちです。
今では民製品も見られるようになりましたが、個人輸入の手間等、相変わらず難しい状態です。

国内で安価に揃える場合は、ネイビーブルーのBDUやツナギで代用する他ありません。

映画では、飛行機内に突入するシーンにて革ベルトの着用が確認できるシーンがあります。

こちらの隊員は「上下分割型の服」もしくは「ベルトループ付きのアサルトスーツ」を着用しているようです。
前者は各国のSWAT等、後者はイギリス警察のアサルトスーツで使用例が見られます。


●ジャンプスーツ/フライトスーツ

こちらも「服装」の項目でご紹介させて頂いておりますが、映画ではサトリー基地内でのシーンで着用されております。
国内では しばしば「パラトルーパーカバーオール」等という名称で販売されており、入手も比較的 簡単です。
GIGNが登場する もう一つの映画、『L'Ordre et la Morale』での装備等、色々と併用できて便利な服でもあります。


●パッチ

映画で装着されているパッチは、いわゆる「旧型」のモデルです。
今現在は、国内でもデポリュテスさんやヤフオク等で購入できます。
公開当時はebay等で少数が出回っていただけですので、ここ数年で入手難易度がグッと下がっております(^-^)





3.ヘッドギア
映画のGIGN装備を再現するにあたり、最大の難関となっております。

●RBR 『F5』 バイザー付きヘルメット

GIGN装備の王道とされる、オールドスクールなバイザー付きヘルメットです。

映画でもMR73と並んで印象的な装備となっておりますね。

その知名度とは裏腹に、レプリカは もちろん実物すら滅多に見られない、とても希少なヘルメットとなっております。


●MSA 『KFS V2』

2000年代以降から使用されている、今ではお馴染みのバイザー付きヘルメットです。

映画では極々少数が登場しておりますが、機内での訓練シーン以外では、明確に確認できるシーンが少ないです。

他方、国内外でレプリカが存在しており、かつ実物の放出も見られますので、GIGN装備としても入手しやすいヘルメットとなっております。
いや~良い時代になりましたね!


●バラクラバ

バラクラバにつきましては、映画では1ホール(目だけ)と2ホール(両目)、3ホール(目と口)が使用されております。
これは息のしやすさ、着用感等で個人差がありますので、任意で選ばれると良いでしょう。





4.ベスト
こちらも詳細は「ベスト」の項でご紹介させて頂いておりますので、そちらも合わせてご覧下さい。

●名称不明のベスト

映画で一番多く見られる、「背中の中心にストラップがある」タイプのベストです。
米軍で使用されていた『ABA Seal 2000』等と呼ばれるベストと、非常に良く似ております。

再度登場、冒頭のシーンです。

2つボタンの胸ポケット、背面のストラップがよく分かりますね。


●TAC系 ベスト

色々な特殊部隊で使用されている、有名なベストです。
両脇のサイズ調整はドローコード式となっておりますので、Eagle等のオールドスクールなモデルが最もオススメかと思います。


●Arktis/Mil-Tec/Web-Tex ベスト

一番左の隊員が着用しております。
実際のGIGNでも少数の着用例が見られますが、その大半は肩のストラップが3本のモデルとなっております。
現在 数多く出回っているベストは、1本ないし2本であることが多く、年々入手難易度が上がっているようです。





5.グローブとブーツ
グローブは とても簡単ですが、ブーツは中々難しいです。

●SWAT グローブ

国内でも入手が簡単な、お馴染みのフィンガーレスグローブです。
GIGNを含む様々な国の特殊部隊で使用されておりますので、一組あれば便利かと思います。


●GK-Pro 『Ground Speed Field Twin Zip』 ブーツ

フランスのGK-Proのタクティカルブーツです。

元々 足元が映るシーン自体が少ないため、ソール裏まで確認できるのは こちらのモデルくらいかと思われます。


●Meindl 『Attack』 ブーツ

ドイツの登山用ブーツで有名なメーカー、Meindlのブーツです。

こちらも映画では一瞬しか映りませんが、つま先の形状や靴紐を通す部分等が確認できます。





6.その他
最後に その他の小物類についてです…が、物品自体は とても少ないかと思います。

●ホルスター

映画では革製が多くみられますが、ナイロン製のものも少数が使用されているかと思います。

各隊員全員が装着しているわけではなく、作中では「ずっとマニューリンのみ」の勇士がいる程、武器を取り替えるシーンがありません。
同様に、ガスマスクバッグやレッグポーチ、ダンプポーチといった類いも、あまり装着されていません。
足回りが寂しいと感じられる方は、装着されても良いかと思いますが…必要ないかもしれません。


●ピンタイプ ヘッドセット

映画では、2名の隊員が寝転んだ状態で銃撃線を展開する際、狙撃班へ指示を伝えるシーンがあります。

PTTスイッチらしき装置が見られないため、おそらくはSPやVIP警護等で使用される「ピンタイプ」と呼ばれる通信装置かと思われます。

残念ながら、どういったメーカーの物品を使用しているのかは判別できておりません…


●TN2-1

冒頭のシーンで使用されております、いわゆる暗視ゴーグル(ナイトヴィジョン)です。
「なんでコイツだけ装備してんねん!」と、関西人らしいツッコミを入れたいところです。

こちらは実際のGIGNでの着用例です。

海外サイトによりますと、約100mの範囲を暗視することができるとのことです。
動力は意外なことに乾電池を使用するようで、20~40時間前後まで作動可能とのことです。





7.おわりに
さてさて、長々と書かせて頂きましたが…お楽しみ頂けたでしょうか。

こちらの記事を書いたのは2012年5月と、もう随分と前になってしまいました。
私自身にとっては「初めてGIGNを知り、調べ、ブログ始めるキッカケとなった映画」でして、誠に勝手ながら名作だと思っております(#^_^#)

しかしながら、装備品の入手難易度が高過ぎることや、ゲーム等での知名度や人気の方が高いことから、映画『L' Assaut』は日陰の存在となってしまっております。

当ブログの記事を書き、また改訂するにあたって、毎度ながら「コマ送り」をしているのですが…

特別な視覚効果がないにも関わらず…芸術的ともいえるような、魅力溢れるコマが沢山 盛り込まれております!

何故GIGNが著名な特殊部隊となったのか、その源となった事件について、色々な方に映画で知って頂きたいと思います(^-^)

ではでは~



  

Posted by Lure at 23:23Comments(4)◆GIGN と映画

2012年05月17日

GIGNの武器:アサルトライフル編

今回はGIGNが使用している、もしくは使用されていたアサルトライフルについてです。



◆FA-MAS
(フランス語:FA-MAS、FAMAS、
        Fusil d' Assaut de la Manufacture d' Armes de Saint-Étienne)



FA-MASは、フランスのNEXTER(当時はGIAT)傘下にあたるサン=テティエンヌ造兵廠が製造した、フランス製アサルトライフルです。
取り回しや携帯性の向上のため、当時としてはまだ新しかったブルパップ方式が取り入れられております。

プルバップ方式のため長い銃身を確保することに成功しており、またH&K G3やH&K HK21等と似通った機関部を持っていることもあって、セミオート・フルオート・バースト射撃のいずれも、安定した射撃と高い命中精度も誇っているそうです。
他にもバイポッドを標準で装備している、射手の利き手に合わせて排莢部を変更できる等、ブルパップ方式の難点を上手く工夫し、克服されております。

バリエーションとしては『G2』や、キャリングハンドルではなくレイルシステムを装備した『FELIN』が挙げられます。


スタンダードモデルのF1も、従来は使えなかったM16のマガジンが使用できるようになる、セレクターの交換が容易になる等、少しずつ改良されているようです。
登場から約40年経った今でも現役で、尚且つイギリスのL85のような試行錯誤も少ないため、ブルパップ方式のアサルトライフルでは非常に成功した例となっております。

GIGNでの使用例ですが、書籍等の文面上では頻繁に登場するものの、中々写真が確認できない銃となっておりました。

▼使用例

それぞれ、1988年の『ウベア島事件』と2015年の『パリ同時多発テロ事件』での写真です。
長年モヤモヤしておりましたが、ようやく判明致しました。

◆トイガンについて
FA-MASのトイガンは以下の通りです。

①東京マルイ社
電動ガン

②Cybergun社 (海外製)
電動ガン





◆SIG SG543
(英語:SG543)



SG543は、シグ社(現在のスイス・アームズ社)が1970年代に開発していたSG540シリーズのショートカービンモデルです。
シグ社は1960年代にSG530を開発したものの、精密な機構ゆえに高コストとなり失敗してしまったらしく、方針を変えてSG540を開発する運びとなりました。
そこでSG540は「AK-47のような単純で堅牢な構造と確実な作動性」を念頭に開発され、同時にコストを抑えることに成功したモデルとなりました。

SG540シリーズはお馴染みのマニューリン社でライセンス生産され、FA-MASが採用されるまでの間 フランス軍を支えておりました。

▼使用例

GIGNでも(創設された年代と同じであるため)使用されておりましたが、その期間は短かったようです。

◆トイガンについて
残念ながら存在しておりません。





◆SIG SG550
(英語:SG550)



SG550は、シグ社が1980年代に開発したアサルトライフルです。
5.56mm弾を使用するアサルトライフルの中でも、高い命中精度を誇っているといわれます。

アメリカの影響を受けて企画されたものでしたが、機関部の構造はAK47を単純化させたものとなっているため、作動性・耐久性共に良好となっております。
またプラスチック製の半透明のマガジンを導入しており、マガジン同士を連結できることから、G36の先駆けともいえる要素を持っております。
さらに銃口の近くには、銃身の熱に反応し色が変化する特殊な金属部品が付属しているなど、使用者にとって配慮されている点が多いといえます。
これらはスイスが中立国であり、なおかつ国民皆兵制であるからと思われます。
実際、兵役を終えた国民にはSG550が給与されるそうです。

GIGNではSG550と その短縮モデルであるSG551が配備されているようです。


FA-MASにも同じことが言えますが、どちらも高い命中精度を誇っていおり、作動性が良好であることが、GIGNに使用されている大きな理由だと考えられます。

▼使用例

GIGNでは1990年代から使用が確認されております。

また、2015年の『パリ同時多発テロ事件』でも確認されました。

一気に近代化された印象です。

◆トイガンについて
純粋なSG550系統のトイガンは以下の通りです。

①東京マルイ社
電動ガン SG550(廃版)/SG551(廃版)/SG552

②G&G社 (海外製)
電動ガン SG550

③ICS社 (海外製)
電動ガン SG551/SG552





◆ヘッケラー&コッホ G3
(ドイツ語:H&K G3)



H&K Gewehr 3ことG3は、H&K社が1960年代に開発したアサルトライフルです。
AK47、M16、FALと並んで非常に有名な銃ですので、説明も不要かと思います。
今現在もマイナーチェンジや改修を受けながら、各国で使用されているようです。

GIGNでは後のHK417といえるような、マークスマンライフルとしての位置付けで使用されておりました。


中にはHK79グレネードランチャーを取り付けている写真も見られます。

◆トイガンについて
純粋なG3系統のトイガンは以下の通りです。

①東京マルイ社
電動ガン G3A3(廃版)/G3A4(廃版)/G3SG-1
エアコッキングガン G3A3

②Classic Army社 (海外製)
電動ガン G3A3/G3A4/G3SG-1

③Jing Gong社 (海外製)
電動ガン G3A3/G3SG-1/G3-RAS

④LCT社 (海外製)
電動ガン G3A3





◆へッケラー&コッホ HK33
(ドイツ語:HK33)



HK33は、H&K社が1960年代に開発したアサルトライフルです。
外観的にはH&K G3を一回り小さくしたもので、5.56mmx45 NATO弾を使用できるよう設計されております。

G3と比べると 全体的なサイズや重量が小型化・軽量化され、G3より10cmほど小さく、600gほど軽くなっています。
弾薬も小型となったため反動が小さくなり、かつ装弾数を30発に増やすことに成功しております。
精度も良好で、派生型にHK33 SG1といったマークスマンライフルがある等、G3の高い命中精度を受け継いでいることが分かります。

GIGNでもマークスマンライフルの位置付けとして使用されております。

このため突入時には狙撃班としてではなく、突入班に随伴していることが多いです。

◆トイガンについて
HK33のトイガンは以下の通りです。

①KSC社
電動ガン/2WAYシステム

②Classic Army社 (海外製)
電動ガン





◆ヘッケラー&コッホ G36
(ドイツ語:HK G36)




G36は、H&K社が1990年代に開発したアサルトライフルです。
1996年にドイツ連邦軍に正式採用された他、多くの国で運用されています。

特徴として、銃全体にポリマーとグラスファイバー(?)を複合した材質を使用しているそうで、ストックは伸縮式ではなく折りたたみ式となっております。
またマガジンは半透明になっており、残弾数の確認が容易な他、連結して「デュアルマガジン」とすることが可能です。
さらに特殊なアタッチメントを使用することで、STNAGマガジンを使用することも可能だそうです。

この他、光学照準器を2種類装備している等、それまでのアサルトライフルにはなかった要素が盛り込まれています。

G36Cは光学照準器の代わりにレイルシステムが装着されていますが、他のモデルもG36Cと同じくレイルシステムを装備したものが存在しております。

これらは欧州の軍隊が使用しているようで、キャリングハンドルやストック等の部分にも、様々なバリエーションが存在しております。

GIGNではKことKurz(クルツ)、及びCことCompact(コンパクト)の使用が確認されています。



格好良いですね!

こちらはAG36ランチャーが装着されております。

GIGNとしては非常に珍しい例です。

◆トイガンについて
国内・海外製共に、次世代電動ガンやガスブローバックガンと、実に多種多様なモデルが発売されております。
膨大過ぎますので、割愛させて頂きます…





◆ヘッケラー&コッホ HK416
(ドイツ語:HK416)



HK416はH&K社が2000年代に開発したアサルトライフルで、「エンハンスド・カービン」等とも呼ばれております。
当時、H&K社がイギリス軍のL85の改修を請け負っていたため、アメリカ軍もM4カービンの改修を依頼しました。
この改修されたモデルの最終形態が、HK416と呼ばれるものだそうです。

作動機構はショートストロークピストン式へ変更され、レイルシステムを追加、マガジンをスチール製にする等、M4カービンから多くの点が改良されております。
また作動不良や銃身の寿命等の面でも、大幅に改善されているようです。
余談ですが、アフガニスタンで使用されたG36に「高温による劣化・作動不良が見られた」とのことで、これにより各国がHK416へシフトした大きな理由ではないかと噂されているようです。

GIGNの使用例も、2015年以降はG36を上回る数が確認されるようになりました。





M4とは少し異なる、独特のスタイルですね。

こちらはランチャーが装着されております。

イカツイです!

◆トイガンについて
こちらもG36と同じく、国内・海外製問わず色々なメーカーから発売されております。
やはり膨大過ぎますので、割愛させて頂きます…





◆ヘッケラー&コッホ HK417
(ドイツ語:HK417)



HK417は、HK416の7.62x51mm弾モデルです。
Assaulterモデルの他に、Recce(レシー)モデル、Sniper(スナイパー)モデルが存在していることから、アサルトライフルとしてはM14と同様の「バトルライフル」に分類できると考えられます。

HK416はM4カービンの改修案の1つでしたが、HK417はマークスマンライフルとして“デザインされたもの”なので、改修というよりは新しく開発された武器となります。
マガジンはG36のような半透明のもので、また従来のG3のマガジンを使用することも可能とのことです。

GIGNでは上記のHK416と同じ時期から使用されているのでは、と考えております。

国家警察の特殊部隊でも使用されており、GIGNに比べてメディア露出が高いです。
突入班に随伴していることが多いため、HK33と同じ位置付けなのではないでしょうか。

◆トイガンについて
HK417のトイガンは以下の通りです。

①東京マルイ社
次世代電動ガン

②VFC/Umarex社 (海外製)
電動ガン





◆M4
(英語:Colt M4 Carbine)



映画・ドラマ・ゲーム等、あらゆるジャンルでお馴染みのアサルトカービンです。
最早 説明等は不要かと思います。

GIGNは採用しておりませんが、オマケ的に載せてみました(笑)


他国の特殊部隊との訓練時にて、M4またはM4クローンの類を使用している写真が、極少数ながら存在しております。

また2012年にパリで行われた催しでは、ソレっぽく展示されていたことがあります。

フランス国家憲兵隊の広報担当の方が「大体こんな感じで、もうテキトーでいいや!」という姿勢だったのかは分かりませんが…
「そこまで拘らなくていいや!」という方には、良い参考例となるのではないでしょうか(^-^;)





以上、『GIGNの武器:アサルトライフル編』でした。
ではでは~   

Posted by Lure at 22:38Comments(6)武器

2012年05月16日

GIGNの武器:PDW編

今回はGIGNが使用している、もしくは使用されていたPDW(Personal Defence Weapon)についてです。



◆FN P90
(英語:FN P90、Project 90)



P90はFN社が90年代に開発した、PDW(Personal Defense Weapon:個人防衛火器)です。
それまで使用されていた短機関銃と違って「専用の弾薬を使用する全く新しい種類の武器」として開発され、PDWという分類を確立したとされております。

この風変わりなデザインは人間工学に基づき設計されたもので、非常に構えやすくなっております。
またブルパップ方式を取り入れることで銃身を長くし、良好な命中精度と取り回しの良さが確保されております。
独自の装填機構は50発もの装弾数を実現しましたが、今までの銃とは大きく異なる装填方法であるため、素早いマグチェンジには慣れが必要といわれております。

P90は三重水素で発光するドットサイトを標準装備しているそうですが、代わりにレイルシステムが取り付けられているモデルも存在します。

他にも細かい改良・変更が行われているようです。

GIGNでの使用例を見て参りましょう。

GIGNおよびフランス軍では、その使い勝手の良さ、装弾数、精度といった面から、比較的初期に採用されました。


特にボディアーマーを装備した相手を簡単に無力化できる、という要素が大きかったようです。


その他、サプレッサーを装着している例も見られますが、現在ではP90自体が少数になりつつあるようです。

◆トイガンについて
P90のトイガンは以下の通りです。

①東京マルイ社
電動ガン

②King-Arms社
電動ガン

③Cybergun社
電動ガン





◆ヘッケラー&コッホ MP7
(ドイツ語:H&K MP7)



MP7はH&K社が90年代に開発した、PDW(Personal Defense Weapon;個人防衛火器)です。
先述のFN社のP90に対抗すべくH&K社が開発し、90年代末期に公開されました。

近年のH&K製ならではのアンビセレクター、調節可能なストック等、使用者のことも十分考慮して設計されているようです。
使用する弾薬の性質上、MP5よりも低反動・高精度となっており、もはや短機関銃のカテゴリ自体を危うくするような性能を有しております。

GIGNでは長らくP90が使用されておりましたが、2015年に起きた一連のテロ事件時に極少数が確認されました。

まるで間違い探しのような写真ではありますが、MP7の姿が確認できます。

こちらはニュース記事での写真です。

2015年以降からは、武器・装備共に大幅に変化が見られております。

◆トイガンについて
MP7のトイガンは以下の通りです。

①東京マルイ社
電動ガン
ガスブローバックガン

②KSC社
ガスブローバックガン





以上、『GIGNの武器:PDW編』でした。
ではでは~  

Posted by Lure at 23:41Comments(0)武器

2012年05月14日

GIGNの武器:サブマシンガン編

今回はGIGNが使用している、もしくは使用されていたサブマシンガン(短機関銃)についてです。



◆ヘッケラー&コッホ MP5
(英語:H&K MP5)



MP5は、ドイツのH&K社が1960年代に開発した短機関銃です。
短機関銃は、第一次世界大戦時に「敵の塹壕を制圧するため、接近戦で優位になるよう弾幕を張る」ということを目的に開発された武器でした。
そのためMP5が登場するまで、屋内や市街地での接近戦を前提とした「命中精度の良い短機関銃」は、ほぼ存在しなかったと言えます。

非常に有名な銃ですので、最早 説明等は不要かと思います。
以下、GIGNでの主な使用例をご紹介致します。

▼MP5-F


その登場から現在まで、最も多用されているモデルの一つです。

▼MP5SDシリーズ


サプレッサーを装着したモデルです。
こちらも1980年代から現在まで、長らく使用されております。

▼MP5K


1980年代~1990年代まで見られた『K』こと『クルツ』モデルです。
映画『L' Assaut』でも僅かに登場しておりました。

▼MP5K-PDW


2010年以降に数挺が確認されております。

◆オプションの例
各国の特殊部隊と同じくGIGNでも大量のMP5が見られ、故にカスタム例も多種多様となっております。
以下はカスタム/オプションの一例です。

▼Surefire社 フラッシュライト・ハンドガード


▼レイルシステム/RAS


▼名称不明のハンドガード
GIGNが使用しているMP5の中には、「特殊なハンドガード」が装着されていることが多いですね。

この特殊なハンドガードのMP5は、映画『L' Assaut』のポスター等でも確認できますが…実物・レプリカ共に詳細を確認できておりません。
ハンドガードに関してはメーカーや名称等が一切不明です。
もしご存知の方がいらっしゃいましたら、是非ともご一報下さいませ。

▼B&T社 バイザーストック

バイザー付きヘルメットと合わせての運用を前提とした、独特な形状のフォールディングストックです。
ドイツやイタリア等の特殊部隊でも使用されております。

◆トイガンについて
MP5のトイガンは非常に多いため、割愛させて頂きます。
どういったタイプのMP5を選ぶかは、個人の好みやプレイスタイルに合わせて頂ければ良いかと思います。





◆ウージー
(英語:UZI、Uzi)



UZIはイスラエルのIMI社が開発した短機関銃です。
イスラエル初の国産の武器とのことで、1951年に開発・生産が始まったとされています。

GIGNでは、1970~1990年代初期頃までの間に、主に潜水任務等で使用されておりました。

MR73ではなくS&W M686が使用されていたように、当時まだ登場したばかりのMP5は水濡れに弱かったのでしょうか。
それとも高価さ故に使えなかったのでしょうか。
この点は情報不足なため、未だハッキリしていません。

◆トイガンについて
UZIのトイガンは以下の通りです。

①東京マルイ社
エアコッキングガン
電動ガン(廃版)




◆MAT 49
(フランス語:MAT 49)



MAT 49は、フランスのMATことチュール造兵廠(Manufacture Nationale d'Armes de Tulle)が開発した短機関銃です。
第二次世界大戦後、プレス加工を多用して安価かつ大量に生産され、フランス軍や国家警察等へ配備されました。

近年の銃には見られないシンプルな外観をしており、またマガジンハウジングが折り畳み可能といったユニークな機能もあります。

分解や整備が簡単にできるよう、内部構造が簡略化されておりますが、それ故にフルオート射撃のみとなっているようです。

国家警察向けには『MAT 49/54』なる、木製ストックやセミオート射撃用のトリガーを備えたモデルも存在しておりました。

1970年代にFA-MASが登場するまで、運用されていたとのことです。

▼使用例

GIGNでは、創設から間もない1970~1980年代初期頃に使用されておりました。
このため、MP5やUZIに比べると写真が圧倒的に少ないです。

◆トイガンについて
MAT-49のトイガンは以下の通りです。

①ガレージガンワークス社
電動ガン(限定品) のみ





以上、『GIGNの武器:サブマシンガン編』でした。
ではでは~
  

Posted by Lure at 23:40Comments(2)武器

2012年05月02日

GIGNの武器:オートハンドガン編

今回は今回はGIGNが使用している、もしくは使用されていたオートハンドガンについてです。
様々な国の軍・警察で使用されている銃ばかりですので、ご存知の方が沢山いらっしゃるかと思いますが…
順番に見て参りましょう。



◆PAMAS G1
(英語:Beretta 92 G)



PAMAS G1は、イタリアのピエトロ・ベレッタ社が1975年に開発したBeretta 92を、フランスのPAMAS社がライセンス生産したものです。
フランス軍の正式採用拳銃としては『PAMAS』とのみ表記されることもあり、一方で『PAMAS G1』や『PAMAS G』とフルで表記される場合もあります。
この呼称の変化は「フランス軍」と「フランス国家憲兵隊」を区別しているようにも思えますが、真意は不明です。

性能や特徴は『Beretta 92』とほぼ同一です。
唯一 特徴的なのは「マニュアルセイフティがない」という点とのことで、コッキング・デコッキング動作と連動していることから、ベレッタ社のバリエーションである『92S』と同じく「スライド内に安全装置がある」と思われます。
またグリップには『MAS』の表記がありまして、これは『Manufacture d'armes de Saint-Étienne(サン=テティエンヌ造兵廠)』のことを指しております。

▼使用例

1980~1990年代に刊行された書籍等にて確認できますが、写真自体は多くありません。

また映像では、「オールドスクールなタクティカルPAMAS G1」といえる1挺が確認できます。

フラッシュライト(またはレーザーポインター)をねじ込むような動作から…
おそらく後付けであろうアンダーマウントレイルと、マウントリング、そしてライトまたはレーザー本体に分かれているものと思われます。

厳密にはPAMAS G1ではありませんが、一例です。

今現在は、2000年代に登場したM9A1のような「アンダーマウントレイルを常備しているオートハンドガン」が多数ありますが…
少し前までは色々な国の様々な部隊が試行錯誤して、オプションパーツを組み込まれていたのではないでしょうか。

◆トイガンについて
PAMAS G1のトイガンは以下の通りです。

①マルシン社
モデルガン のみ

②ウエスタンアームズ社
ガスブローバックガン/クリムゾンリバー (限定品?)

PAMAS G1としてのモデルアップは限られておりますので、Beretta 92系のトイガンも代用品として視野に入れて頂くと良いかもしれません。





◆グロック 17
(英語:Glock 17、G17)



Glock 17は、オーストリアのグロック社が1980年代に開発した自動拳銃です。
発表当時は、特殊なポリマー材質や作動機構から敬遠されがちでした。
しかしその高い作動性と比較的安価なコスト等により、今では様々な軍・警察組織で使用されております。

Glock 17はフレームやマガジンの外側、トリガーと周辺機構等がプラスチック製となっております。
特殊なプラスチックである「ポリマー」により、摂氏200℃の高温-60℃の超低温といった環境でも変形しないとのことです。
200℃の環境下で使用することはまず有り得ませんが、-60℃までの低温なら、寒冷地での使用が挙げられます。
こういった場合、ポリマーフレームの銃は「冷えた金属に皮膚が張り付く」といったことを防いでくれるそうです。
作動性も高く、霜で白くなるまで冷やした状態でも問題ないといわれております。

▼使用例

GIGNがGlock 17を使用している写真は、実際の訓練から映画『L' Assaut』等まで、多くの例が見られます。

オプションの例としましては、Insight社であろうM6フラッシュライト等をはじめ…


書籍ではコーナーショット(Corner Shot)等も確認されております。

中でも興味深いのは、海外雑誌『Action Armes & Tir』のNo.347(2012年9月/10月号)における、マニューリンMR73との比較記事ではないでしょうか。


残念ながら私自身、フランス語の知識が少なく、かつ実弾射撃には あまり興味がないということもあり…
写真から判断できること以外は よく分かりません(^-^;)

◆トイガンについて
Glock 17のトイガンは以下の通りです。

①東京マルイ社
エアコッキングガン
ガスブローバックガン/3rd Gen.

②KSC社
ガスブローバックガン

③タナカ社
ガスブローバックガン/3rd Gen.
モデルガン/2nd Gen.

④S2S社
エアコッキングガン/3rd Gen.

⑤We-Tech社 (海外製)
ガスブローバックガン/3rd Gen. および 4th Gen.

⑥Arrow Dynamic社 (海外製)
ガスブローバックガン

⑦Bell社 (海外製)
ガスブローバックガン





◆グロック 19
(英語:Glock 19、G19)



Glock 19はGlock 17直系のショートモデルです。
P226とP228のように改良されている点は特に無いといわれ、本当に純粋に切り詰めただけのモデルだそうです。
そのため、作動性や構造、デザイン等はGlock 17に準じたものといえます。

▼使用例

写真ではMR73と並んでいることから、GIGNでは正式に(?)使用されていると言われておりましたが、明確に使用している写真は非常に少ないものでした。

2015年の『パリ同時多発テロ事件』以降からは、写真でも よく見られるようになっております。

オプションの例としましては、スライドにClipdraw社のクリップが装着されております。

◆トイガンについて
Glock 19のトイガンは以下の通りです。

①東京マルイ社
2018年時点で未発売

②KSC社
ガスブローバックガン

③We-Tech社 (海外製)
ガスブローバックガン/3rd Gen.

④KJ-Works社 (海外製)
ガスブローバックガン

⑤Stark Arms社 (海外製)
ガスブローバックガン





◆シグ・ザウエル P228
(英語:SIG Sauer P228)



P228はP226を小型軽量化したもので、1989年に発表されました。
P226に比べスライド等が短くなったのが大きな特徴ですが、フレームも少しスリムになり、より握りやすくなっているそうです。
またP226より小さくなった分 価格も比較的安くなり、それでいて装弾数が多めなので、米軍をはじめ非常に多くの軍・警察組織に採用されております。

▼使用例

映画『L' Assaut』の1シーンからの抜粋です。
撮影には実際のGIGNの方々が協力されているため、ある程度まとまった数が使用されているものと思われます。

◆トイガンについて
P228のトイガンは以下の通りです。

①東京マルイ社
エアコッキングガン のみ

②タナカ社
ガスブローバックガン/スチールフィニッシュ





◆シグ・ザウエル・プロ SP2022
(英語:SIG Sauer Pro SP2022)



SP2022は、SIG Sauer社が2004年に開発した自動拳銃です。
いわゆる『SIG Pro』シリーズは1998年に発表・開発され、当初はアメリカの銃市場をターゲットにスタートしていたようです。
M1911ガバメントのような威力を重視したSIGというべき存在だったとも言えます。
しかしSIG Proシリーズは、それまでのP226やP228より安価であるもののH&K社のUSPやGLOCK等よりは高価なため、あまりウケが良くなかったのが現状です。

SIG Proシリーズは最近の流行ともいえるポリマー製ですが、重量がP228より重くなっております。
これはスライドの厚さ等の改良によるもので、「威力のある銃弾を使用すると軽いスライドではリコイルが強くなってしまう」等の問題を解決したため、とのことです。
この「高威力用の構造」で9mmパラベラム弾等を使用しますと、射撃時のコントロールが容易だということが判明しました。
よってSIG Proシリーズは「より洗練された性能を持つ拳銃」となり、それが一つの売りとなっているようです。

▼使用例

書籍等には記述のみ見られ、またAGIGN(旧PI2G)での使用も確認されておりますが…
GIGNが明確にSP2022を使用している写真は、残念ながら見つけられておりません。

◆トイガンについて
SP2022のトイガンは以下の通りです。

①KSC社
ガスブロ-バックガン(限定品) のみ





◆FN ファイブセブン
(英語:FN Five-seveN)



FNファイブセブンは、ベルギーのFN社が1990年代後半に開発した自動拳銃です。
同じFN社製であるP90のサイドアームにあたります。
名称は5.7mm弾を使用し、かつFN社ということで、銃の名称がとても洒落た感じになっております。

5.7mmx28弾は小さい小銃弾のような形状で、非常に高初速で発射されます。
そのため貫通力が高く、100mの距離でもボディアーマーのハードプレート等を貫いてしまうそうです。
スライドやフレームの表面はポリマーで覆われており、熱を伝えにくくしつつ軽量化を図っております。
またグリップのデザイン・設計が凝っており、5.7mmx28弾が20発も入っているとは思えないほど握りやすくなっております。

▼使用例

GIGNでは2000年初期頃から使用が確認されており、初期モデル(?)に関する記述も見られます。

しかし2015年以降に至るまで、配備は限定的なものとなっております。

オプションの例としましては、先述のGlock 17と同様のInsight社であろうM6フラッシュライトが確認できます。

◆トイガンについて
FNファイブセブンのトイガンは以下の通りです。

①東京マルイ社
ガスブローバックガン

②マルシン社
CO2ガスブローバックガン





以上、『GIGNの武器:オートハンドガン編』でした。
ではでは!  

Posted by Lure at 00:02Comments(2)武器