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2012年05月02日

GIGNの武器:オートハンドガン編

今回は今回はGIGNが使用している、もしくは使用されていたオートハンドガンについてです。
様々な国の軍・警察で使用されている銃ばかりですので、ご存知の方が沢山いらっしゃるかと思いますが…
順番に見て参りましょう。



◆PAMAS G1
(英語:Beretta 92 G)



PAMAS G1は、イタリアのピエトロ・ベレッタ社が1975年に開発したBeretta 92を、フランスのPAMAS社がライセンス生産したものです。
フランス軍の正式採用拳銃としては『PAMAS』とのみ表記されることもあり、一方で『PAMAS G1』や『PAMAS G』とフルで表記される場合もあります。
この呼称の変化は「フランス軍」と「フランス国家憲兵隊」を区別しているようにも思えますが、真意は不明です。

性能や特徴は『Beretta 92』とほぼ同一です。
唯一 特徴的なのは「マニュアルセイフティがない」という点とのことで、コッキング・デコッキング動作と連動していることから、ベレッタ社のバリエーションである『92S』と同じく「スライド内に安全装置がある」と思われます。
またグリップには『MAS』の表記がありまして、これは『Manufacture d'armes de Saint-Étienne(サン=テティエンヌ造兵廠)』のことを指しております。

▼使用例

1980~1990年代に刊行された書籍等にて確認できますが、写真自体は多くありません。

また映像では、「オールドスクールなタクティカルPAMAS G1」といえる1挺が確認できます。

フラッシュライト(またはレーザーポインター)をねじ込むような動作から…
おそらく後付けであろうアンダーマウントレイルと、マウントリング、そしてライトまたはレーザー本体に分かれているものと思われます。

厳密にはPAMAS G1ではありませんが、一例です。

今現在は、2000年代に登場したM9A1のような「アンダーマウントレイルを常備しているオートハンドガン」が多数ありますが…
少し前までは色々な国の様々な部隊が試行錯誤して、オプションパーツを組み込まれていたのではないでしょうか。

◆トイガンについて
PAMAS G1のトイガンは以下の通りです。

①マルシン社
モデルガン のみ

②ウエスタンアームズ社
ガスブローバックガン/クリムゾンリバー (限定品?)

PAMAS G1としてのモデルアップは限られておりますので、Beretta 92系のトイガンも代用品として視野に入れて頂くと良いかもしれません。





◆グロック 17
(英語:Glock 17、G17)



Glock 17は、オーストリアのグロック社が1980年代に開発した自動拳銃です。
発表当時は、特殊なポリマー材質や作動機構から敬遠されがちでした。
しかしその高い作動性と比較的安価なコスト等により、今では様々な軍・警察組織で使用されております。

Glock 17はフレームやマガジンの外側、トリガーと周辺機構等がプラスチック製となっております。
特殊なプラスチックである「ポリマー」により、摂氏200℃の高温-60℃の超低温といった環境でも変形しないとのことです。
200℃の環境下で使用することはまず有り得ませんが、-60℃までの低温なら、寒冷地での使用が挙げられます。
こういった場合、ポリマーフレームの銃は「冷えた金属に皮膚が張り付く」といったことを防いでくれるそうです。
作動性も高く、霜で白くなるまで冷やした状態でも問題ないといわれております。

▼使用例

GIGNがGlock 17を使用している写真は、実際の訓練から映画『L' Assaut』等まで、多くの例が見られます。

オプションの例としましては、Insight社であろうM6フラッシュライト等をはじめ…


書籍ではコーナーショット(Corner Shot)等も確認されております。

中でも興味深いのは、海外雑誌『Action Armes & Tir』のNo.347(2012年9月/10月号)における、マニューリンMR73との比較記事ではないでしょうか。


残念ながら私自身、フランス語の知識が少なく、かつ実弾射撃には あまり興味がないということもあり…
写真から判断できること以外は よく分かりません(^-^;)

◆トイガンについて
Glock 17のトイガンは以下の通りです。

①東京マルイ社
エアコッキングガン
ガスブローバックガン/3rd Gen.

②KSC社
ガスブローバックガン

③タナカ社
ガスブローバックガン/3rd Gen.
モデルガン/2nd Gen.

④S2S社
エアコッキングガン/3rd Gen.

⑤We-Tech社 (海外製)
ガスブローバックガン/3rd Gen. および 4th Gen.

⑥Arrow Dynamic社 (海外製)
ガスブローバックガン

⑦Bell社 (海外製)
ガスブローバックガン





◆グロック 19
(英語:Glock 19、G19)



Glock 19はGlock 17直系のショートモデルです。
P226とP228のように改良されている点は特に無いといわれ、本当に純粋に切り詰めただけのモデルだそうです。
そのため、作動性や構造、デザイン等はGlock 17に準じたものといえます。

▼使用例

写真ではMR73と並んでいることから、GIGNでは正式に(?)使用されていると言われておりましたが、明確に使用している写真は非常に少ないものでした。

2015年の『パリ同時多発テロ事件』以降からは、写真でも よく見られるようになっております。

オプションの例としましては、スライドにClipdraw社のクリップが装着されております。

◆トイガンについて
Glock 19のトイガンは以下の通りです。

①東京マルイ社
2018年時点で未発売

②KSC社
ガスブローバックガン

③We-Tech社 (海外製)
ガスブローバックガン/3rd Gen.

④KJ-Works社 (海外製)
ガスブローバックガン

⑤Stark Arms社 (海外製)
ガスブローバックガン





◆シグ・ザウエル P228
(英語:SIG Sauer P228)



P228はP226を小型軽量化したもので、1989年に発表されました。
P226に比べスライド等が短くなったのが大きな特徴ですが、フレームも少しスリムになり、より握りやすくなっているそうです。
またP226より小さくなった分 価格も比較的安くなり、それでいて装弾数が多めなので、米軍をはじめ非常に多くの軍・警察組織に採用されております。

▼使用例

映画『L' Assaut』の1シーンからの抜粋です。
撮影には実際のGIGNの方々が協力されているため、ある程度まとまった数が使用されているものと思われます。

◆トイガンについて
P228のトイガンは以下の通りです。

①東京マルイ社
エアコッキングガン のみ

②タナカ社
ガスブローバックガン/スチールフィニッシュ





◆シグ・ザウエル・プロ SP2022
(英語:SIG Sauer Pro SP2022)



SP2022は、SIG Sauer社が2004年に開発した自動拳銃です。
いわゆる『SIG Pro』シリーズは1998年に発表・開発され、当初はアメリカの銃市場をターゲットにスタートしていたようです。
M1911ガバメントのような威力を重視したSIGというべき存在だったとも言えます。
しかしSIG Proシリーズは、それまでのP226やP228より安価であるもののH&K社のUSPやGLOCK等よりは高価なため、あまりウケが良くなかったのが現状です。

SIG Proシリーズは最近の流行ともいえるポリマー製ですが、重量がP228より重くなっております。
これはスライドの厚さ等の改良によるもので、「威力のある銃弾を使用すると軽いスライドではリコイルが強くなってしまう」等の問題を解決したため、とのことです。
この「高威力用の構造」で9mmパラベラム弾等を使用しますと、射撃時のコントロールが容易だということが判明しました。
よってSIG Proシリーズは「より洗練された性能を持つ拳銃」となり、それが一つの売りとなっているようです。

▼使用例

書籍等には記述のみ見られ、またAGIGN(旧PI2G)での使用も確認されておりますが…
GIGNが明確にSP2022を使用している写真は、残念ながら見つけられておりません。

◆トイガンについて
SP2022のトイガンは以下の通りです。

①KSC社
ガスブロ-バックガン(限定品) のみ





◆FN ファイブセブン
(英語:FN Five-seveN)



FNファイブセブンは、ベルギーのFN社が1990年代後半に開発した自動拳銃です。
同じFN社製であるP90のサイドアームにあたります。
名称は5.7mm弾を使用し、かつFN社ということで、銃の名称がとても洒落た感じになっております。

5.7mmx28弾は小さい小銃弾のような形状で、非常に高初速で発射されます。
そのため貫通力が高く、100mの距離でもボディアーマーのハードプレート等を貫いてしまうそうです。
スライドやフレームの表面はポリマーで覆われており、熱を伝えにくくしつつ軽量化を図っております。
またグリップのデザイン・設計が凝っており、5.7mmx28弾が20発も入っているとは思えないほど握りやすくなっております。

▼使用例

GIGNでは2000年初期頃から使用が確認されており、初期モデル(?)に関する記述も見られます。

しかし2015年以降に至るまで、配備は限定的なものとなっております。

オプションの例としましては、先述のGlock 17と同様のInsight社であろうM6フラッシュライトが確認できます。

◆トイガンについて
FNファイブセブンのトイガンは以下の通りです。

①東京マルイ社
ガスブローバックガン

②マルシン社
CO2ガスブローバックガン





以上、『GIGNの武器:オートハンドガン編』でした。
ではでは!




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この記事へのコメント
Lureさん初めまして!いつも興味深く読ませて貰っています。

アームズマガジンでGIGNの特集が有ったときに、敵の弾が当たり壊れたP228が凄く印象的でした。かなり凄まじいガンファイトだったのかと感じましたね(汗)

因みに当方もマルイのコッキングのP228を持っています。マァ装備していてもサバゲじゃあまり役には立ちませんが(笑)
Posted by HiroSauer at 2012年05月02日 00:37
コメント頂きありがとう御座います。

GIGNはテロリストを“除去”する際、その任務や結果が表に出ない程、迅速に行動するそうです。

そのためテロリストが予期しない時に突入・戦闘するので、予想外の反撃・決死の抵抗に遭うこともあるようです。
それが屋内で起こるのですから、それはそれは凄いことに・・・

P228をお持ちとは羨ましい限りです!
自分はコッキングでさえSIG系を持ったことがないという、情けない状態です(笑)

MP5やP90を紹介する時にも、アームズマガジンンのネタが舞い込むかもしれませんので、また是非とも訪問して下さい(^^)
Posted by LureLure at 2012年05月02日 01:58
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